Drama&Movie
   
 

 


2000.6.5 太陽は沈まない 中間レポート Part2

 更新をさぼっているうちに、日記を書き直すはめになってしまった。
 それは何かというと・・・最後まで読めばわかります(笑)。

 ちゅーわけで、さっそく中間報告Part2いってみよう。前回はほめるべき点について書いたため、今いち調子が出なかった毒舌なーはるだけど、今回は筆もなめらかに苦言を呈したいと思います。

 
  さて、このドラマでまず気になるのは、オープニングの曲のだささだ。「たらーりらー」という変なストリングスのメロディーが流れると、ずるーっとなりませんか?なんだか大昔の三流映画のBGMかと思うほど古くさく冴えないメロディー。エンディングの主題歌は素晴らしいというのに、肝心なオープニングに何故こんなしょーもないメロディーを採用したのだろう。謎である。

 それから、人物については、それぞれ言いたいことがあるのだが、今回は一人だけとりあげたい。それは菊井という看護婦(菅原禄弥)。「危険な関係」に車椅子の少女役で出てた人だ。あの時もかなり化粧が濃かったが、今回はさらに濃くなっている。特にアイメイクの幅が倍くらいになっているのがすごい。この調子でいくと、次の次の次あたりのドラマではどうなるのか。考えるだけで恐い。気をつけてもらいたい。

 そして、なんつーても今まででいちばん気になった事といえば・・犬ですよ犬!タッキーの家の飼い犬ワスケ。以前の日記で「お母さんと散歩に出たまま戻らない犬はどこへ?」と書いたけど、きっと誰かに拾われて、その誰かさんが今後の展開の鍵をにぎっているのではとにらんでいた私。でも違ってた。ワスケは泥まみれになりながらずっと神社の境内にいたんだって。そして、そもそも家族が犬を探さなかったのは「死んでるだろう」と思ってたからなんだって。なるほど〜。な、わけないでしょーが!

 近所の神社から帰ってこれないなんて、ワスケはバカ犬?それとも忠犬ハチ公のように神社でお母さんの帰りを待ってたの?したらエサはどうしてたんでしょう。まさか神社の境内に落ちてる木の実や葉っぱを食べていたのかしらん?

 にしても、犬の発見がストーリー展開上なんの意味もなさないなんて、そんなのありかいな。こういう風にエピソードが尻切れトンボ肩すかし状態なのって、少し前に流行ったドラマになぞらえて「BL方式」と呼ばれてるのご存じかしら?え、ご存じない?そうでしょうね。なーはるが命名した言葉ですからね、ふん。

 
 ・・ で、ほんとはこのあと、こう書くはずだった。「犬問題もそうだが、お母さんのピンクの健康サンダルはどうなったのか?たしか、サンダルの行方を知ってる看護婦がいるはずよ、と病院へ乗り込んだのに、かわりに『お母さんはお腹を手術されたらしい』という話をつかんで帰ってきて、すっかりサンダルのことを忘れちゃったみたいなタッキーと松雪・・それじゃ鬼ヶ島に鬼退治に行ったのにキビ団子をもらって帰ってくるようなもの。いや違う。鬼退治に行ったのにバルタン星人を倒して帰ってくるようなもんでしょうーが」ってね。

 なのに、録画してあった第8話を今日見たら、なんとサンダルが発見されてしまっていたのよ〜。ネタが腐るとはまさにこのことである。何事もすぐやらないとね。

(おわり)




2000.6.15 天気予報の恋人

 またまた更新をさぼってしまった。
 なんかパソスクールが忙しくってえ。課題もできてないしぃ

 しかし、そんな中にもいいことが。
 
このサイトを作ることを勧めてくださった恩人である「Mac Beginner's Diary」の高橋さんがリンクを張ってくださった。80万ヒットの超人気サイトからのリンク。やったー!ありがとうございまーす!

 さて、引き立てていただいたからには更新しなきゃってんで、課題はほっぽってドラマの一気見をした。たまっていた「天気予報の恋人」の2〜5話と10話(6〜9話は録画しそこなった)。

 要するにストーリーは、顔は冴えないがラジオの売れっ子DJと、美人だが食堂のウェイトレスな二人が、都合上入れ替わってウソをついたまんまバレそうでバレなくて、本当のことを言おうか言うまいか悩むという単純なもの。ブスなDJが深津絵里で、美人ウェイトレスが稲森いずみ。だまされてる男が気象予報官の佐藤浩市なわけだ。

 そして、このバレそうでバレないというところだけで、なんと9話までもたせたらしい。だって2〜5話ずっとそれで、10話でやっとバレたんだもん。よ〜やるで。10話といえばラス前やんか。恐れ入谷の鬼子母神やね(古い)。

 それもすごいが、配役も不思議。タイトルバックで、佐藤浩市の次に名前が出るのが稲森いずみ。ってことはこの二人がくっつくはずなわけだが、どう見ても深津絵里のほうが主役っぽい。なぜって深津ちゃんの心の動きがすごく出てるんだもん。稲森は「ロンバケ」以来、桃ちゃんが入ったまんま。何考えてんだかわかんない感じ。普通は心の動きが出てるほうが主役と相場が決まってるもんでしょう?

 深津絵里、とにかく表情といいセリフといい、雰囲気がある。本当に上手い女優さんだ。けど、なんでそんなにブスな役をやりたがるのよ。ホントは綺麗なのに。

 私が深津ちゃんを初めて見たのは、たしか「ヒューヒュー」とかいうセリフだけが有名になった牧瀬里穂と稲垣吾郎主演の「二十歳の約束」。深津ちゃんはゴロちゃんの元彼女でなかなか色っぽい役だった。その頃は男性ファンが多かったと思うのだが、いつの間にか変貌。どんどん化粧が薄く髪が短くなっていった。それでも「踊る大捜査線」のすみれはかろうじて美人な役で、振り袖姿でお見合いするシーンなんてはっとさせられた。が、やっぱり着物姿で犯人を回し蹴りときたもんだ(笑)。その後はさらに髪が短くなって、今やモンチッチ(これまた古い)になっちゃった。

 ブスな役をやり始めてから女性ファンが増えたとは思う。深津ちゃんを悪く言う女性にはめったにお目にかからない。でもそれでいいのかな?たまには綺麗で色っぽくて性格の悪かったりする深津を見たいと思うのは私だけかしら。




2000.6.24 メッセンジャー(ビデオ) Part1

 お久しぶりでーす。
 突然ですが、今日は何の日でしょう?え?知らない?いかんなあ。
 
今日はね、 ドラマフリークが「ニフティSUPER Internet」という雑誌に載る日なんですよ〜。「教えて!Webマスター」というコーナーで、なんと!あの「テレビドラマデータベース」の古崎康成さんが紹介文を書いてくださったんですよ〜。 古崎さん、ありがとうございます。これからもどうぞよろしく。つうわけでみなさん、急いで本屋さんへLet's Go to 立ち読み!(笑)(もちろん買ってくださればなお可)

 
  さてしかし、パソコンスクールの課題に追われるなーはるは、連ドラを録画したまま見る暇がなく、したがって日記の更新も滞り気味。そこで「メッセンジャー」をレンタルしてきた。え?ビデオを見る暇があったら連ドラが2本見られるだろって?
ごもっとも。でもねえ、たまってるドラマは殺人とかそんなのばっか。最近お疲れのなーはるは、なんていうかこうスカーッ!とするヤツが見たかったのよ。

 で、「メッセンジャー」は期待にずばり応えてくれた。実に楽しい!いい感じ!一緒に見ていた夫は、同じホイチョイプロダクションの「私をスキーにつれてって」が好きなのだが、「メッセンジャー」には「わたスキ」が入りまくっていると大喜びしていた。そこで、「メッセンジャー」と「わたスキ」の共通点を一覧表にしてみました。


私をスキーにつれてって
メッセンジャー
 主人公の男(三上博史)はスキーおたく  主人公の男(草なぎ剛)は自転車おたく
 そんな彼にひかれるかわいい女(原田知世)  そんな彼にひかれるいい女(飯島直子)
 仲間でつるんでスキーをする  仲間で仕事(自転車便)をする
 流行語は「とりあえず」  流行語は「楽勝」
 夜の雪山を照らす照明メカ  自転車便の役に立つ通信メカ(タクシー無線)
 彼がスキーと仕事に打ち込みすぎて疎遠に  元彼の出現により疎遠に
 スキーウェアを届けに雪山を猛スピードで  バイク便との対決レース
 スキーが下手なのに彼のためにすべる彼女  怪我した彼のかわりに自転車をこぐ彼女
 スキーウェアが間に合って恋の成就  レースに勝って恋の成就

 

 この他にも、音楽がユーミンvs久保田利伸とか、衣装がかっこいいとか、いろいろあるのだが。ざっとこんな感じで、「メッセンジャー」と「わたスキ」には共通点がありありなのね。しかし!なーはるには1987年の「わたスキ」よりも1999年の「メッセンジャー」のほうがずっと面白かった。それはなぜか?の答えを出す前に、ここでとある人気漫画をとりあげたい。それは「課長 島耕作」(笑)。え?唐突すぎ?まあ最後まで読んでみてよ。

 「課長 島耕作」・・うら若い女性はこんなおじんくさい漫画は読まないだろうが、これは実は女性にこそ読んでもらいたい漫画である。というのはこの漫画を読むと、男とはどういうものかとてもよくわかるからなのよ。私は漫画好きの女友達から借りて読んだ。読み終わったあと、あまりの衝撃?に彼女と電話で語ってしまった。

「ちょっと、なにあの島耕作って」
「やたら転勤先とかで女にもてるよね」
「で、異動になると女がそくっと別れてくれて」
「そうそう、後くされなさ過ぎ
「おまけに本命の彼女はうんと若い女」
「しかも仕事らしい仕事は何もしてなくて
「そうそう、たまたまついてる上司が出世したおかげで」
「ひっぱりあげられて部長になっちゃって」
「これってさあ・・」
「これって・・」
「まさに、男シンデレラ!!

 このように「島耕作」にはみっともないほど男の願望がつまっている。男とは「何もしなくても女のほうから寄ってきて別れたい時には別れてくれて、何もしなくても上司が出世させてくれたらいいなあ〜」というようなことを考えている超ムシのいい生き物らしいのだ。

 で、そのことと「わたスキ」や「メッセンジャー」がいったい何の関係があるのか?ということだが、それは次回につづく(笑)。




2000.6.25 メッセンジャー(ビデオ) Part2

 え〜、なーはる明日は温泉1泊旅行で留守のため、続けてアップしちゃいます。
 え?パソコンスクールの課題はどうしたのかって?2ページしかできてませんよん。こうなったら開き直りですよ、ふん!

 
 さて前回のつづき。男シンデレラの「課長 島耕作」と「わたスキ」や「メッセンジャー」がどんな関係があるのか?

 それはひとことで言うと「他力本願」ということだ。女たらしの島耕作と奥手な三上博史や草なぎ剛、一見ぜんぜん違うようだが実は同じ。自分は何もしなくても女にもてて出世していく島耕作と、口説かなくても女に惚れられついでに仕事もうまくいっちゃう三上&草なぎはほとんど一緒じゃないか(もちろん仕事してない島より汗を流して仕事をしてる草なぎのほうがナンボかましだが)。男というものは、女性を口説くためにアレコレ知恵をしぼり、なにかとマメに立ち回り・・・なんてのはほんの一瞬だけのこと。実は男は元来すごく無精。そんな努力しないで彼女ができればいいな、と思ってる(笑)。

 だから、地味で口下手で愛想がない男たちが、「好きなことに打ち込んでさえいれば、いつか白馬にまたがった王女様(素敵な彼女)がやってくる」というストーリーに夢中になるのは当然といやー当然。「わたスキ」は夢見る夢男くんにウケた映画だったのだ(そういや地味でも口下手でもない同期の男子がわざわざ「わたスキ」ビデオを持ってうちに遊びにきたことがあったが、ありゃきっとふられた直後だったに違いない)。

 つうわけで、「わたスキ」の中に島耕作の影(=ムシのいい男の願望)を見たなーはるは、「まあ面白いけど大絶賛じゃーないな」という評価をくだしたのだった。

 そしてあれから十数年。「メッセンジャー」にはたしかに「わたスキ」の要素がいっぱいつまっている。シンデレラ男の願望も入っている。しかし、決定的に違うところ、それは女性の描き方だ。

 昭和の彼女(原田知世)はお人形さんのように可憐で、彼のために料理してみたり一所懸命スキーが上手くなるよう努力したりする女の子だった。いっぽう平成の彼女(飯島直子)は、元高級ブランドのプレスで、高ビーで気の強い女。しかし行動力と口の悪さを活かして自転車便が大繁盛。本人も自転車の魅力にとりつかれ、だんだん一皮むけたいいねーちゃんになってゆく。

 特に最後のバイク便とのレースの場面。怪我した彼のかわりに颯爽と走る飯島はかっこいい。バイク便の男を蹴飛ばすシーンはとっても快感。こんなのは「わたスキ」の時代にはありえなかった。それもこれもイヤな女をやってもイヤなヤツに見えない飯島直子という女優のおかげだろう。「わたスキ」の主役はすでにスターだった原田知世ではなく、オーディションで抜擢されたばかりの三上博史だった。が、「メッセンジャー」の主役は男ではなくあくまでも女なのだ。女性が主役なおかげで、「わたスキ」的な、ということは「島耕作」的な「男の願望のてんこ盛り状態」はかなり薄まっている。

 「わたスキ」のカップルは「結婚して子供ができたら彼ひとりだけスキーに行っちゃって彼女は不満たらたらだろうな」という予感がした。が、「メッセンジャー」カップルは結婚してもうまく行きそうな感じだ。何かあっても「あたしは高級ブランドをふって自転車便に来てやったのよ。ありがたく思いなさいよ」とかかませば、「ちぇっ」とかいいながらもビストロスマップで鍛えた腕前で料理を作ってくれそうな年下のダンナ。まさに順風満帆商事、前途ハイパーヨーヨーではありませんか(笑)。

 男が「男の願望てんこ盛りの映画」が好きなように、女は「女が活躍する映画」が気持ちいい。こんな当たり前のことがようやく最近になって実現しだした。昨年秋に「マトリックス」を見たとき「女のアクションがこんなに気持ちいいなんて!」と感激したが、「メッセンジャー」は「マトリックス」よりも前に公開されていたのね。すごいことだ。映画館で見るべきだった

(おわり)

 



   
 

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