Drama&Movie
   
 

 


2002.9.4 恋愛偏差値

 「恋愛偏差値」を見てきて気になったこと。それは「Bar AIR」のマスターである。

 代官山にあるおっされ〜なバーのマスター。店にやって来る美女たち(中谷美紀、常盤貴子、財前直見、柴咲コウ)の悩みを聞いてあげるマスター。そして、「あの子は恋愛偏差値急降下中」とか「彼女のほうが恋愛偏差値が高いんちゃう?」みたいなセリフをつぶやいて、視聴者に「恋愛偏差値」という造語を知らしめる重要な(?)役割を担っているマスター。

 だけどさあ、なんでそれが つんく♂ なわけ?

 もっとこう、代官山や美女にふさわしいマスターはいなかったのか。だいたい、代官山のバーのマスターが大阪弁だなんて。それとも、あの程度の容貌&大阪弁なほうが、敷居が低くて女の子が打ち明け話をするのにぴったりってことなのかしらん。


 と、思っていたら…

 先日、財前直見が柴咲コウと柏原崇を「Bar AIR」に連れて来て、マスターを紹介した時のこと。いい男に目がない(という設定の)柴咲嬢が、なんと急に目を輝かせて「よ、よろしくお願いしますぅ。毎晩来ちゃおっかな〜」などと、マスターつんく♂にこびを売るではないか!

 その様子に一瞬、「柴咲はモーニング娘。のファンなのかしらん?」と思ったりしたが。どうやらそうじゃなくて。「いつでも来てよ〜」と言うつんく♂の言葉に、満面の笑顔の柴咲…って、おい! これってまさか、

 つんく♂=カッコイイ

 ってことなんすか!?

 うっそ〜! あの柴咲コウが色目を使う、という場面が許されるほど、つんく♂ってカッコイイんすか? 超美形君カッシーが目の前にいるのに、一瞬でもカッシーを置き去りにしてもいいくらいカッコイイんすかあ!?


 いや〜びっくりしたなあ。だってあたしには、マスターつんく♂は、

 ゲゲゲの鬼太郎のヅラをかぶった上沼恵美子

 にしか見えないんだもん。

 なんであんなに柴崎がはしゃぐのか理解できましぇーん。てゆーか、あの場面はプロデューサーの栗原美和子・からつんく♂へのサービスじゃねーか?


 だけど、「いつでも来てよ〜」と柴崎に言った時のつんく♂は、なんか妙〜にカッコつけてたような。う〜ん、そういえば他にもいたよなあ。音楽の世界からドラマ界に進出してきて「自分はカッコイイ」という勘違いオーラをふりまいてる人が(例/フミヤ、河村隆一)。確かに音楽界ではビジュアル系だったかもしれないが、俳優の中に混じれば顔やスタイルの差は歴然なのにねえ。

 あ、でも、俳優の世界から音楽界に進出した勘違いもいましたっけね(例/反町隆史、藤木直人)。

 な〜んだ、じゃあおあいこってことか、ははは。

(って、そういう問題じゃないか)




2002.9.26 2002年夏ドラマ各賞発表

 いつの頃からだろうか。ドラマの夏枯れ現象がささやかれるようになったのは。そして今年もまた例にもれず寒〜い夏であった。おかげで、ゴールデンSOS賞(最悪作品賞)は候補作が多すぎて票が割れたもよう。ドラマフリーク・アカデミー賞も該当作なしという事態に。ドラマ界は大丈夫なのかっ!?

 そんな中、「恋愛偏差値」は4話完結3部構成という試みが、全11話を見続けなきゃならない従来の連ドラよりメリハリがあってよかった。あとは中身だ(おい)。

 「愛なんていらねえよ、夏」も、暑さを吹き飛ばしてくれるような暗〜い画面と暗〜い主人公がなかなかよかった。問題は視聴率だ(いくらなんでも4.2%ってーのは)。

 てなわけで一句、

夏枯れの夏にさまよう子羊たち(涙)(字余り)

( ↑駄作ばかりで見たいドラマがなくて困ってる善良なドラマファンを詠んだ歌)

 


  ドラマフリーク・アカデミー賞
2002年夏ドラマ受賞一覧

最優秀作品賞 該当なし 次点 愛なんていらねえよ、夏

最初にタイトルを見た時は「ぶへっ」と吹き出した「愛なんていらねえよ、夏」。さらに、盲目の令嬢(広末涼子)と財産目当てに彼女の兄に成りすますホスト(渡部篤郎)の物語と聞いてさっぱり期待していなかった。けど、見てみたら独特な雰囲気があって結構はまっちゃった。が!てっきり渡部が死ぬと思われた最終回。刺されて服が血で真っ赤に染まったのに生きていやがった。おまけに、渡部と広末の再会の場所がなんで空港なのよ? トレンディドラマじゃないんだからさ〜。しかも、広末が渡部のほうを見たとたん、そこらへんを歩いてた人々がさーーっといなくなっちゃって。モーゼの十戒かっての。最終回がもうちっとましだったら最優秀作品賞をあげたのに…。

最優秀主演女優賞 中谷美紀 恋愛偏差値第1章
彼氏(関口知宏)にふられて、怒濤のように涙を流す姿が圧巻だった中谷美紀。あまりにも迫真の演技だったため、当BBSでも「あんな冴えない彼氏にふられたのがそんなにショックなんですかね?」とか「いや、あんな冴えない彼氏だからこそ余計にショックなのでは?」というような議論が戦わされたほどであった。
最優秀主演男優賞 渡部篤郎 愛なんていらねえよ、夏
気の抜けた独特のしゃべりが、空気がもれてる?とか森本レオの真似して失敗した?とか言われてた渡部篤郎。たぶんゴールデンSOS賞最悪主演男優賞にも輝くと思う。けど、やっぱり今クールのドラマを振り返って思い出すのは、渡部が広末を「亜〜子〜」と呼ぶ時の気の抜けた声。ヘン過ぎて忘れられないっつーかなんつーか。
最優秀助演女優賞 坂口良子 愛なんていらねえよ、夏
往年のアイドル女優(なんですよね?)が、あのシミとシワをあんなにドアップでさらせるなんて。女優魂に脱帽。
最優秀助演男優賞 藤原竜也 愛なんていらねえよ、夏

ちょっと前まで「ボクこんなセリフ言うの恥ずかしいな〜」みたいな俳優らしからぬ態度が見え隠れしていたような気がする藤原くん。今回の歌舞伎町ホストの役は自然体で成りきっていた。クサいドラマが苦手なだけなのかもしれない(「新・星の金貨」みたいな)。

最優秀脇役賞 森本レオ 愛なんていらねえよ、夏
いつも「いい人」を演じている森本レオ。悪役(血も涙もない借金取り)の才能があったとは。しかも渡部と違って空気がもれたようなしゃべりでも聞き取れるのがさすがである。どこが違うんだろ?
最優秀脚本賞 該当なし 次点 都築浩 恋愛偏差値第1章〜燃えつきるまで  
仕事も恋も順風満帆だったOL(中谷美紀)がある日彼氏にふられてから坂道を転げ落ちるようにダメ人間になっちまうというストーリー。彼女の足をひっぱる友人や部下の女たちが超怖くてステキだった。そして彼女を救う王子様がゲイ(岡田准一)ってのがまた気に入った。が!彼女にイタズラ電話(んふふふ〜という笑い声)をかけてくる女は誰かと思った最終回。なんと犯人はゲイの彼であった! ってことは、あの「んふふ」という女の声を、あのかっこいい岡田君がやってたってこと? いや〜んおかげでラストの恋愛的盛り上がりが台無し。アレさえなきゃ最優秀脚本賞をあげたのに…。

※ゴールデンSOS賞(最悪作品賞)は、たーさんの「ドラマンボウ」に載っていますので、そちらをごらんください。

 


   
 

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