Drama&Movie
   
 

 


2002.10.9 2002年秋ドラマPart1


◆アルジャーノンに花束を

 ユースケ・サンタマリアがあの名作の主人公をどう演じるのか心配だったが、意外にはまっているかも。

 特に口元の開き具合なんかホントに○○そう、いえ、純真そうで。ユースケはもともと口元がだらしな、いえ、口元がオープン気味って言うんですか。もしかしたら、彼のそんな特徴がキャスティングの決め手だったのかもしれない。

 いや待てよ。そうするってーと、これから脳の治療によってグングン頭が良くなっていったらどうなるんだろう。もともと開き気味の口元を、無理なく賢そうにぴっと閉じていられるものだろうか? まだ評価を下すのは早いかも。

 しかし、そんなことより気になったのは冒頭のシーン。母親役のいしだあゆみが幼いユースケをパン屋に預けてたけど。実はなーはるはあの辺りに詳しいの。

 パン屋のすぐ先の坂を下って去って行ったいしだあゆみだが。私の記憶によると、あの坂の途中を曲がって、あー行って、こー行くと、なんと、いしだあゆみの家(ドラマじゃなくて本物の)があるのですよ!

 いしだあゆみは坂の途中で「カット!」の声がかかったとたん、「お疲れさま〜」とそのまんま家に帰ったにちがいない。 

 そして、母の家が目と鼻の先にあるのを知らずに、20年間(推定)迎えに来てくれるのを待ち続けているユースケ。悲しい物語である(笑)。




2002.10.14 2002年秋ドラマPart2

◆サイコドクター

 お久しぶりの竹野内豊くん。かれこれ3年前のドラマ「氷の世界」のレビューであなたのことをこきおろして以来ですね。でも、あなたのことはずっと心配していたのよ、いやホント。

 というのも、竹野内くんは人気もキャリアもあるのに、インパクトが今ひとつなんじゃないか、という気がしていたからなの。試しに、うちの母(娘たちと違って芸能界にうといため芸能人の人気リトマス試験紙として便利な人)に当代人気俳優を5名(竹野内豊、反町隆史、織田裕二、唐沢寿明、江口洋介)挙げて聞いてみたところ、やっぱり竹野内くんだけ「知らない」って。「武豊なら知ってるけど」だって。ギャフン!(死語) 


 でも、なぜ竹野内くんが今いち存在感が薄いのかというと、やっぱ代表作がないせいじゃないかしらねえ。

 「WITH LOVE」は相手役が地味過ぎたし、「できちゃった結婚」は相手役がガキ過ぎたし、「真夏のメリークリスマス」はコメントしようもないダメドラマだったし、「氷の世界」はあなたの唯一の欠点早口になるとろれつが回らなくなるを露呈してくれちゃったし〜。

 選び方が悪いのか、運が悪いのか…。織田ちゃんといえば「踊る大捜査線」、反町ッスといえば「GTO」、えぐっちょといえば「ひとつ屋根の下」みたいな作品があなたにはないのよねえ。

 
 なので、春頃に「竹野内主演でサイコドクター」という話を聞いた時は(実は知り合いに関係者がおりますの)、「お、こりゃひょっとしてイケるかも」と思ったのですよ。

 なんせ、なーはるは常々男優はお仕事ドラマをヒットさせてナンボと思ってるので。精神科医なら竹野内くんのナイーブさを活かせる仕事じゃあーりませんか。もう熱血刑事や熱血教師や熱血あんちゃん(それって仕事?)は見飽きたので、そろそろ繊細で暗めな主人公もいいじゃない。

 と思ったら、「竹野内が出演を渋ってる」という話が聞こえてきたのは夏頃だったかしら。それも暗いという理由で(もう時効だから言ってもいいわよね)。そんときゃあなたってバカだと思ったわ。自分のセールスポイントをわかってないっ!暗いからいいんじゃない!

 しかしその後、竹野内くんは出演をオッケーしたようで、無事ドラマはスタート。そして第1話の感想は、

 ほ〜ら見なさい(笑)

 よかったじゃん、出演して。

 過去のトラウマでビルの20階で高所恐怖症になってしまう女性(柴咲コウ)を治療するドクター楷恭介(かいきょうすけ)。ん〜かっこいい〜。「柴咲はあの年まで20階以上のビルに登ったことなかったのか?」というツッコミどころを除けば、話も演出もまあまあだったし、なんつーても竹野内くんの低くてボソッとした声が癒し系。あ〜ん、あたしもドクター楷に診察して欲しいな〜・(実は閉所恐怖症でエレベーターが苦手なんですぅ)。

 あ、でもなーはるが初回でホメたドラマはコケるというジンクスがあるので、このくらいにしておくわね。じゃ、今度こそうちの母に覚えてもらえるように、がんばってちょ。




2002.10.15 2002年秋ドラマPart3


◆真夜中の雨

 これまたお久しぶりの織田裕二。椎間板ヘルニアはカンチ〜!じゃなくて完治したんでしょうか?(おっと!このギャグは前にもかましたような記憶が。いかんいかん)

 織田ちゃんが演じるのは、クールな天才外科医司馬センセイじゃなくて都倉センセイ。そしてそんな天才外科医をサポートするスタッフとして、「振り返れば奴がいる」からドクター石黒賢が、「救命病棟24時」から渡辺いっけい医局長とドクター松雪泰子が、「ナースのお仕事」から長塚京三外科部長が引き抜かれた(おっと!このツッコミは今週号のTV LIFEに載せたんだったわ。続きは本屋さんで読んでね)。

 このTBSのなりふりかまわぬヘッドハンティング(上記のドラマは全部フジテレビ)にあきれたのは私だけじゃないだろう。

 
 けど、考えてみたら、視聴者の中には過去のドラマをよく知らない人もいるわけだし。中には「真夜中の雨が初めて見るドラマです」なんていう初々しい視聴者だっているはずだ。そういう人たちにとっては、誰がどのドラマに出ていようと関係ないわけだ。


 そこでアタクシも過去のドラマは見なかったことにして、まっさらな心で見てみようと思った第1話。

 いきなり手術をしている都倉センセイは、手術用ゴーグル(っていうんですか?)からのぞく目元がどう見ても司馬ちゃん…はっ!いけないわ、まっさらな心で見なくっちゃ。

 いっぽう、松雪刑事は殺人犯の東幹久を追ってとあるクラブへ潜入。するとそこは踊る大捜査線の青島刑事(織田裕二)が犯人を追いつめたクラブ「ONE EYED JACK」じゃありませんか…はっ!いかん、過去のドラマは見てない見てない。

 んで松雪刑事が東幹久を追いかけて屋上へあがると、プールの向こうから「撃つぞ、コラァ!」などと叫ぶ東。だけど、ここはやまとなでしこで東十条さん(東幹久)が桜子(松嶋菜々子)にプロポーズした場所じゃないですか。東ミッキー、あん時は人の良いボンボンだったのにすっかり凶悪犯になり下がっちゃって…はっ!ダメダメ、このドラマに集中しなくっちゃ!

 そして東ミッキーは松雪に撃たれて、都倉センセイが緊急手術。そんな彼と運命の出会いをする松雪刑事。だけど、そのハイヒールはなんすか?刑事がそんなヒールでいいんですかいっ?救命病棟24時の時も、「ドクターがあんなハイヒールはくのか?」というクレームがきてあわててローヒールにはきかえたというのに…はっ!!いかんいかん…

 とまあこんな具合に、やっぱりまっさらな心で見るのはとうてい無理なのだった。ストーリーも演技も演出も悪くはないと思ったけど、もうちっと新鮮なキャストとロケ地でやってくれませんかっつーの。



2002.10.20 2002年秋ドラマPart4


◆ホーム&アウェイ

 ミポリンが旅先でトラブルに巻き込まれて放浪するハメになりながらも、各地で心温まるふれあいをするとかいう話。が、しかし、あたしゃ、どーもこの女が好きになれないの。だってこの女、ヘンじゃないですか?

 まず第1話。夜逃げに巻き込まれて、気がついたら北海道の牧場にいたミポリン。牧場主の夫婦のところに泊めてもらったはいいが、そこのボケたじいさんは「フミコかい?」などとミポリンを家出した娘と勘違い。そんなじいさんが危篤状態になり病院にやって来たミポリン。牧場主夫婦は涙ぐんで「おとーさん、フミコが帰ってきたよ」。すると、ミポリンはじいさんに言ったあたし、フミコじゃありません

 な、なぬぅ!? 

 この時背筋が凍ったのは私だけでしょーか? ミポリンてば「あたしフミコじゃないけど〜、フミコさんはわかってくれますよ〜」とかなんとか言ってたが。そんなのボケじじいに通じるかっての。じいさん死にそうなんだから、ベタでもいいからフミコのふりをしてやれよー。なんて融通のきかない女でしょう。


 そして第2話。船が嵐で難破して、ミポリンは無人島に漂着。そんなミポリンを助けた船は、不法入国の外国人女性たちを乗せた船だった。上海土産のチャイナ服を着てたミポリンは、中国人と間違われてブタ箱へぶち込まれ「あたし日本人なんですぅー!」 だがちょっと待てよ、その前に、

 難破した船の船頭さんは…?

 いったいどうなったんでしょうか? ミポリンてば船頭さんのことを気にかけた様子まったくなし。なんて薄情な女でしょう。


 さらに第2話。飲み屋のオヤジのかわりに、小学生の息子の面倒を見るハメになったミポリン。母親がいなくてイジメにあっていた男の子に「早く大人になれるお守りだよ」とか言って、お守りをあげるのだが。ちょいと待ったあ! それは、ブタ箱に一緒にぶち込まれた外国人女性の方がくれた「旅のお守り」なのでは…

 お守りを横流ししていいのか!?(しかも勝手に御利益の内容を変えて)

 なんてバチあたりな。というか、もしやミポリンは外国人女性をバカにしてませんか? でなきゃ、お歳暮のラベルだけ貼り替えて横流しする主婦ぐらいの感覚なんだろうか? よくわかりませんが、なんだか鈍感な女って感じ。

 てなわけで、こんな女とはあんましお友達になりたくないと思いましたが、この女の行く末を見届けたいような気はしました。




2002.10.22 ホーム&アウェイ〜ロケ疑惑

 このドラマのうたい文句は、連ドラにはめずらしいロードムービー」。

 テレビ雑誌などの紹介記事に載っていたこの文句につられて、ドラマを見てみよっかな〜という気になった人も多いと思う(私もその一人)。そう、ロードムービーというからには、きっと旅気分がたっぷり味わえるんだろうって期待したのですよ。


 ところが、ミポリンが行った場所(第1話は北海道の牧場、第2話は青森の港町)ってのが、なんか地味で何のヘンテツもない場所で。出てくる人もみんな東京弁の俳優さんで〜。「こりゃ〜静岡あたりでロケしたのを北海道、千葉あたりでロケしたのを青森と言いくるめてるんじゃないか?」と疑惑を抱いていたら…。


 先日ふと、ドラマロケ地案内を見てみたら、なんとマジで北海道や青森でロケしたらしいのですよ、奥さん! あ〜らびっくり。せっかく現地でロケしたのに、そう見えないなんて意味ないですわ。だったら、もっと一目でわかる観光名所でロケすりゃいいのに。


 つーか、それだったら、2時間サスペンスの湯けむり温泉一人旅〜美人OLが暴く秘められた過去とは!(←今テキトーに考えたタイトル)みたいなやつの方が、よっぽど旅気分を味わえるかもよ。名所はもれなく出てくるし、画面には「北海道 富良野」みたいな親切なテロップも出るしさ。

 そっか、このドラマも地名や場所のテロップを出したらどうでしょう。そしたら、「ああホントに北海道に来たんだなあ」ってわかるし、ミポリンはいちいち「ここどこですかっ!?」って聞かなくてもすむし〜。なにより連ドラにはめずらしく2サスの手法を取り入れたって話題になるかもしれません(おい)。

 
 そして今週の第3話。舞台が大阪に移ったとたん、まあ次々と出てくるわ、大阪城、通天閣、ぼてじゅう、虎キチ軍団…。それに沙理奈姉さんや地元の芸人さんもぞくぞく。このコテコテのサービスぶりは、やっぱ北海道と青森の回が地味過ぎたので挽回しようとしたんでしょうか?

 と思ったら、BBSにいらしてる大阪人の皆様からこんな書き込みが…

ミポリン、ホントに大阪でロケをしたんだろうか?」
合成じゃなかろうか?」
「ミポリンの大阪ロケは多分なかったのでは。なんか画面が不自然だし」
「人物の割に大阪城がやけに大きかったような」

 なんと! 観光名所を出せば出したで、今度は画面合成疑惑

 打つ手なし(笑)。




2002.10.25 ロケ地探訪〜アルジャーノンに花束を

 10月のとある日。毒舌姉妹は久しぶりにロケ地探訪に出かけました。

 今回の訪問先はユースケ・サンタマリアが勤めるパン屋さん桜井パン。なーはるの知り合いが近くに住んでいるので案内してもらったところ、そこは実際はパン屋ではなくブティックでした。写真でもわかるように、扉のところに洋服がぶらさがっていました。

 写真の左のほうに写っているのが、ここの女主人でとても綺麗な方です。知り合いが「ロケのおかげで、人がたくさん入ってくるでしょう?」と話しかけたところ、「それが誰も入って来てくれないのよ〜」と嘆いていらっしゃいました。どうやらロケと売り上げはあまり関係ないようです(笑)。


 しかし、女主人はなかなかミーハーなようで、ブティックの窓には「アルジャーノンの撮影に使われてまーす」みたいな説明書きが飾られていました。しかも、彼女は我々に次の撮影日は○月○日よっと教えてくれたのです。なんていい人でしょう(笑)。 


 左の写真は、「桜井パン」から海のほうを眺めたところ。

 ユースケの母親役のいしだあゆみは、パン屋にユースケを預けて、この道を帰って行きました。が、この道をあー行ってこー行ったところにいしだあゆみの本物の家がある…という話は、先日の日記に書きましたよね。

 知り合いは以前、いしだあゆみの数軒隣りに住んでいたそうで。その頃、いしだあゆみは柴犬を飼っていて、家に帰ってきた時に柴犬がワン!と吠えたら、ワンじゃないでしょ。おかえりでしょと話しかけていたそうです(笑)。


 この海の見える道を拡大したのが下の写真で、これはたーさんの「ドラマンボウ」(2002年10月23日)の中のイラストに使われていますので、お暇な方は見比べてみてください。

 なお、上の写真の場所は、織田裕二と江口洋介のデビュー映画湘南爆走族の中にも出てきましたので、こちらもお暇な方はビデオを見てみてちょんまげ。なーんて書くと、この場所が湘南のどこかにあるってことがバレちゃいますわね。



 撮影を終えて帰ろうとしたら、たーさんの大好きなコーギーがいて思わずパチリ!

 ここは「桜井パン」のすぐ目の前の場所なのですが、今週、ユースケと吉沢悠が何やら話し込んでいたのがココです。

 この日は、犬の向こう側で若者が数人でなわ跳びの練習をしており、木曜に放送中の「薔薇の十字架」の石田ゆり子@深夜になわ跳びを思い出してしまいました(笑)。

 こっちの若者は、長いなわを2つ使ってクロスさせながら跳んだり、ブレイクダンスしながら跳んだり、かなり難しいワザに挑戦してましたが。なわ跳びって今流行ってるんですかね?

 …てなわけで、無事撮影終了。
 都合がついたら、本物のロケも見に行きたいですのう。 


   
 

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