2003.1.9 2003年冬ドラマ〜いつもふたりで
お正月休みで温泉旅館に行っていたため、なーだんさん(うちの夫)と一緒に見るハメになった。
ご存じの方は知ってると思うが(当たり前)、なーだんさんは「ドラマにうとい」ので、一緒に見るといろいろ不都合が生じる。つまりそれは、俳優の名前やドラマの約束事を知らないためさまざまな質問を浴びせるので、答えているうちにストーリーがわからなくなってしまう、というようなことである。しかし、この日は翌日がTV
LIFEの締め切りで、ビデオのない旅館のテレビで真剣に見なくてはならなかったので、「質問および発言はしないように」とよく言い含めた。
冒頭、いきなり北海道の雪景色の中を走る松たか子。北海道の大好きななーだんさんが「うお〜俺も行きてえなー!」とさわぎ出したので、ケリを入れてだまらせる。
松たかは小説家志望の26歳。ある日東京の出版社の人がやって来て「新人賞に入選しました、おめでとう!」。支度金を払って東京へ出てきた松たかだったが、なんとその男は詐欺師で、彼女は金をだましとられたのだ。松たか、26歳にもなって甘っちょろい。

しかたなく幼なじみの坂口憲二のマンションに転がり込んだ松たか。坂口君は売れっ子放送作家になっていたが、気弱な性格で、おまけに小さい頃身体が弱かったのを松たかにかばってもらっていたとかで、「(忠犬)ハチ!」と呼び捨てにされ、松たかの言いなり。なんだか似合わない。
そんなおとなしい坂口君にかわって、よくしゃべる弟が登場。すると案の定なーだんさんが「これ誰?」。当然質問は却下したが、実は私も誰だか知らないの(笑)。いったい誰ですか?このセリフ棒読みの男の子は?
いっぽう、坂口君は職場の近くで女性にうれしそうに挨拶なんかしてる。するとまたなーだんさんが「ねえ、これ誰?」。思わず「長谷川京子」と答えたら、「えっ、これがハセキョーなの!? 地味じゃんね?」などと話しかけてくるので、「うるさいじゃんね!」と怒ってだまらせた。けど、実は私も同じ事思ったの。月9の恋のライバルがこんなにしょぼいなんてね〜。
その頃、松たかはとある小さな出版社に小説の出版をもちかけていた。そこの若社長はいい男だが、やけにちゃらちゃらしてる。そいつの姿を見て、なーだんさんは何か聞きたそうにしていたが、さっき怒られたばかりなのでだまっている。ちょっとかわいそうになったので「これはカッシーだよ」と教えてあげようかと思ったが、なーだんさんが、カッシー=柏原崇だと知っているかどうかはなはだ疑問なのでやめた。
松たかはカッシーの出版社につとめながら小説を書くことになったが、その出版社には文芸部門がないことを知って激怒。会社をやめてやる!と啖呵をきって、坂口らにあたりまくり。この女、最初からやけに態度がでかいとは思っていたが、自己ちゅーもいいところ。そんなに文句があるならさっさと北海道へ帰れば! と思ったら、さすがの坂口もキレたらしく北海道へ帰る切符をたたきつけた。よしよし。
んでラスト、松たかは東京駅の前で切符の入ってる封筒をひらいてみる。と、そこには何か書いてあるらしく、じっと見つめてうるうるする松たか。いったい何が書いてあるのか? と思ったら、なんと「ガンバレ! ^_^」ですってよ、おい。ガンバレっていったい。しかも顔文字入り…。仮にも放送作家とあろうものが、もっと気の利いたコメントを思いつかなかったのか、坂口? しかもそのまんまエンディングになっちゃったよ、おい!
てなわけで、あまりの陳腐さに温泉旅館の布団につっぷしてしまった私。すると、それまで質問するのを我慢していたなーだんさんが聞いてきた。
「ねえねえ、なんでJRの切符なの? なんで飛行機じゃないの? 北海道なのに」
そ、そういやそうね!!
2003.1.13 2003年冬ドラマ〜僕の生きる道
あれは1年と少し前のこと。「スタアの恋」に出ていた草なぎ君のことをケナしたところ、ファンの方から苦情メールをいただいてしまったことがある。
といっても、とても丁寧なメールだったので、お返事をさしあげたかったのだが。当時は非常に体調が悪くなかなか返事を出せずにいるうちに、なんとメールソフトが壊れてメールをとりだせなくなってしまった。それで、いつかHPでフォローをしなければ、と思っていたのだが、ようやく体調が良くなってきたところへ草なぎ君主演のドラマ、まさに絶好の機会ではありませんか。
てなわけで、なーだんさんにその事情を話し、「ドラマ鑑賞の邪魔をしないように」とよく言い聞かせた。そう、月9に続いてまたもやなーだんと一緒に見るハメになってしまったのだ。しかも、温泉旅館と違って自宅にはパソコンがある。なーだんはドラマにちょっとでも退屈な場面が出てくるとすぐパソコンで「パチッ、パチッ、王手です」などと将棋を始める癖があり、ドラマが台無しになるので要注意なのである。

しかし、ドラマが始まるとその心配は杞憂だったことがわかった。なーだんも私も吸い込まれるように見入ってしまったのだ。
地道に手堅く生きてきた、けれど裏を返せば事なかれ主義だった草なぎ君。が、ある日「余命1年」と宣告される。呆然としたまま新聞を2年契約してしまい「あ、1年にしとけばよかったかな」などとつぶやく草なぎ君。同僚たちの「ゴキブリが出て死ぬかと思った〜」とか「人生長いんだからさ」という言葉にいちいち反応してしまう草なぎ君…。
「…ねえ、このドラマ面白いよね?」
「うん、よく出来てるよな」
「あんた、ずいぶん静かに見てたよね?」
「いや〜、俺も余命1年って言われたらどうしようって考えちゃってよ〜」
なーだんさんは日頃はほとんどモノを考えない人なのに、そんな彼にモノを考えさせたなんてすごいぞ。
などと感心してるうちに、草なぎ君はいつもと違った行動を取り始めた。デートの誘いを断った矢田亜希子に「なぜ僕じゃダメなんですか?」とツッコんでみたり。もう時間がないのに、賞味期限の過ぎた卵を食べようか迷ってる自分に腹を立てて卵を床にたたきつけたり。んで卵を買いに行った帰り道、不良にからまれて「なんでお前らみたいなのじゃなくて俺なんだよ!」と食ってかかる草なぎ君の真剣な顔…。
「…ねえねえ、草なぎ君上手いよね?」
「うん、すごくイケてるよ」
ああ、よかったよ。なにしろ「スタアの恋」の時は草なぎ君のことを「うっとりとは程遠い」だの「頭の中で他の男優に差し替えて見る」だの書いちゃったからなあ。だけど、「僕の生きる道」の草なぎ君はもう最高、これでフォローは万全ですぅ。
と喜んでいるうちに、草なぎ君はますますらしからぬ行動をとるようになり、職場を無断欠勤してしまった。すると、自分のせいじゃないかと勘違いした矢田亜希子が草なぎ君を訪ねてくる。「あなたのせいじゃないから」とにこやかに答える草なぎ君。そして、ほっとした矢田ちゃんに草なぎ君はチュー…
え"!? チュー!!??(@◇@;)
す、すみません、正直わたくしその瞬間、座椅子ごと3メートルほど引いてしまいました(こたつで見ていたもんで)。でもって、不謹慎にも「やっぱりこの役は草なぎ君じゃなくてオダギリジョーにやってもらいたかったなあ…」などと思っちゃったのでございます。
って、これじゃフォローどころか、火に油を注ぐことになってしまうではありませんかっ! 何とかしなければと目をさまよわせると、そこには、食い入るように画面を見つめるなーだんさんの姿が。それはもうパソコン将棋どころかトイレにも立たない真剣さ。よしっ、この調子ならきっと彼が素晴らしいフォローをしてくれるに違いありませんっ。
そして、ドラマが終わった時、「いいドラマだなあ。草なぎ君がすごくイイよ〜」と感動さめやらないなーだんさんに、草なぎ君の矢田ちゃんへのチューをどう思ったか聞いてみましたところ、なーだんは言いました。
「ま、矢田亜希子もたまにはつらい目に会わないとな、ははは」
Σ( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)
↑フリーズしたままフェイドアウト…
2003.1.20 2003年冬ドラマ〜僕の生きる道 第2話
「僕の生きる道」第2話の放送日。なーだんさんがやけに早く帰ってきたため、またもや一緒に見るハメになってしまった。が、とりあえず夕食を食べながらだったので、口にモノが入っている間は静かななーだんさんなので助かった。
ドラマが始まると、職員室の机の中身を捨てまくってる草なぎ君。すると引き出しの奥から1冊の本が出てきた。これが今回のタイトルの「読まなかった本」ってやつらしい。
続いて、生徒の進路指導をする草なぎ君。どうやら受験のことで女生徒がゴネているもよう。「今の成績じゃ第一志望は難しいですね。もっとがんばらないと」「そんなの無理です。1年しかないんですよ」あちゃー!そのセリフは草なぎ君には禁句だっての。と思ったら、草なぎ君は言い放った「バカじゃない?」。
そう、余命1年と宣告された草なぎ君は、ぱかっとタガがはずれちゃったようなのだ。「バカ発言」を皮切りに、教頭先生に「経費でようかんを買ってるくせに」とツッコんだり、クラブで女の子をはべらせたり、中華料理屋でフードファイトをする草なぎ君。だけど、死ぬことが怖くなり、ドクター(小日向文世)に「ラクにさせてください」とお願いするも断られ、なんと断崖から海にダイブ…。
すると、「いや〜きれいな海岸だなあ」などと言うなーだんさん。いつのまに夕食を食べ終えたんだ。またロクでもない発言をしてドラマを台無しにしなければよいが…。
と案じてるうちに、矢田亜希子が草なぎ君の本を持って病院にお見舞いに来た。どうやら彼は死に損なったらしい。
そして、母親に電話をする草なぎ君「母さん、僕が生まれた時どう思った?」。すると、母親の声は聞こえないが、草なぎ君の目にみるみる浮かぶ涙…。
それを見たなーだんさんは、「このドラマは、なかなか土俵を割らないなあ」とつぶやいた。どういう意味かとたずねたら、ベタなドラマだったらすぐ母親の声を聞かせちゃうだろうけど、このドラマはそこをこらえて「何て言ったのかな?」って想像させるのが良いと言う。なるほど、なーだんさんもタマにはいいこと言うじゃないか。
などと感心してるうちに、草なぎ君は退院して、あの本を抱えて教室にやってきた。そして生徒達に「机の上の教科書をしまいなさい」と言う草なぎ君。そう、彼は生物の先生な上におとなしいので、今まで生徒達はあからさまに英語や数学の勉強(いわゆる内職というやつ)をしていたのだ。そんな生徒達に語りかける草なぎ君。
『ここに1冊の本があります。この本の持ち主は、今度読もうと思いつつ1年がたちました。読む時間がなかったのでしょうか?違います。読もうとしなかったのです。…受験まであと1年。でも1年しかないと思って何もしない人は10年あっても何もしないと思います。だから1年しかないなんて言ってないで、やれることをやってみましょう』
すると、なーだんさんが「やれることをやってみましょう、なんつったら、また内職を始めちゃうじゃんかよ」 えっ! そ、そういやそうかもしれないが、ここは一応感動の場面なのに。やはりこの男はだまらせておくべきだったか。と後悔してると、草なぎ君とお母さんの声が流れてきた。
『母さん、僕が生まれた時どう思った?』
『やっと会えたね、かな』
すると、なーだんが「おい、これって辻仁成がミポリンに言ったとかいう有名な迷セリフじゃんかよ」 ああっ! そ、それは私もそう思ったけど、それを言っちゃあ感動台無し、トホホ。やっぱりコイツはラクにさせときゃよかったぜ、ちきしょー!
てなわけで、なーだんさんと一緒に見たことを激しく後悔した私だった。が、しかしまあ、最後は草なぎ君が「僕は生きる、人生最後の日まで」ってかっこよく締めてくれたし。結局何の本だったか明かされなかったのも、なーだんが言うところの「土俵を割ってない」ってやつだからいいか。
と、ムリヤリ自分を納得させようとしていると、またもやなーだんが、
「あの本は、絶対アレだと思うな」
「アレって何?」
「アレだよアレ」
「だからアレって何よ?」
「ハリー・ポッター」
Σ(゜▽゜;) ???
(゜▽゜;)
(゜▽゜;)
(゜▽゜;)
(゜▽゜;)
(゜▽゜;)
↑わけわかんないままフェイドアウト…
2003.1.27 2003年冬ドラマ〜GOOD
LUCK!!
さて、冬ドラマも4週目に突入。その中で一人勝ちしているのが「パイロット物語」、じゃなくて「GOOD LUCK!!」である。このドラマ不況時代に初回視聴率31%をたたき出すとは、さすがは腐ってもキムタクだ。
かく言う私もチャンネルを合わせちゃった一人だが。やっぱあれですよね、皆さんもとりあえず「キムタクがパイロットの制服を着るとどうなるか」を確認したかったんですよね?
だけど、キムタクのパイロット姿は似合ってなかったよねえ。なんだか帽子がブカブカで亜土ちゃん帽みたいだし。制服のボタンをはずしたり、ポケットに手をつっこんだりして着崩してるのもいけません。やはり制服というものは、びしっとコンサバに着こなしてこそ、と思うのだが。

おまけに、制服の着こなしと同じくらい崩れているのが、その言動である。
「俺たちは…です」とか、「うちらは…します」とか。一応「すますま」じゃなくて「ですます調」ではあるが、そもそもあたま(主語)が崩れちゃってるところが、あたま(帽子)がブカブカな制服姿とそっくりじゃありませんか。
しかも、驚いたことにキムタクは、身内だけでなく、お客様にもそんな態度で接しているのですよ。
飛行機が非常事態で成田に引き返すことになった時、「機長を出せ!」と暴れる客に、「お客様を安全に送り届けるため、ぶっちゃけ、俺たちは必死でがんばってるんですっ」とかますキムタク。
ぶ、ぶっちゃけ、っていったい…?
いくら制服を着ていてもにじみ出るヤンキー魂っつーか何つーか。キムタク副操縦士、この調子じゃ、もし他社の飛行機がニアミスでもしようものなら、コックピットからガンを飛ばすに違いありません。
それにしてもキムタクは、「パイロットが操縦室から離れるのは規則違反」と諭す堤真一を振り切ってコックピットを出てたけど。彼が客室でぶっちゃけてる間に、岩城晃一機長がヘルニアの発作で操縦桿を握れなくなり、さらに堤真一操縦士の頭の上に鉄骨が落ちてきておだぶつになったらいったいどうするんでしょう(そりは「ピュア」)。
そんなわけだから、堤がキムタクを謹慎処分にしたのは当然だと思ったが、キムタクはそれが気に入らず、「パイロットを辞めてやる!」とふてくされまくり。そんな彼の決心をひるがえさせたのは、整備士の柴咲コウの「あんたの空を飛びたい気持ちってそんなもんだったの?」とか何とかいう一言であった。って、この程度であっさり改心するなんて、さすがヤンキーは根が単純である。
おまけに、その時、柴咲に感謝したキムタクがつぶやいたセリフはなんと「風邪ひくなよ」。別に特に薄着をしてるわけでもなく、いつもの作業服で整備中の柴咲にこのセリフ。これを聞いて、「勉強しろよ」「歯みがけよ」「また来週〜!」と突っ込んでしまったのは私だけではないだろう、あ〜ビバノンノン♪。
てなわけで、よい子のなーはるは反射的にテレビを消して寝てしまったため(つうかホントはドラマがたるくて睡魔におそわれたからだけど)、続きがわからなくなっちゃったんですけど。あの後どうなったんでしょうね? キムタクはヤンキーらしく土下座で堤に謝ったんでしょうか??