Drama&Movie
   
 

 


2003.3.16 2003年冬ドラマ〜年下の男

 さて、楽しく見てきた「年下の男」も残すところあと1話。しかし、私はとある問題に悩まされていた。それは何かっていうと、このドラマに出ている賀集利樹に関することである。

 稲森いずみの年下の彼氏役の賀集くん。最近の連ドラには、特撮ヒーローもの出身の俳優がたくさん出ているが、彼もまた「仮面ライダーアギト」出身だそうで、イケメンヒーローらしく背も高くかっこいい。第1話はたーさんと一緒に見たのだが、たーさんによると賀集くんはおっきい三宅健だそうで。たしかにV6の三宅くんによく似ている。

 が、

 しかし、この賀集くんは、角度によってかなり顔の印象が変わるというか。私には、彼が別な誰かにも見えてしょうがなかった。それは、なんと…

 大鶴義丹!!!


 今、「えーっ!」と思ったそこのあなた。あなたは、10年以上前のトレンディドラマを見ていたドラマファン、つまり、けっこうお年寄りですね。

 って、そんなことはどうでもいいんです。

 とにかく、この大鶴義丹の呪い(?)のせいで、「千華子が必要だって言ってんだろ…」「謙吾…・」みたいな賀集くんと稲森いずみのラブシーンも、(そういや義丹もミポリンの彼氏役なんぞをやってたよな〜。なんであの顔でそんな役がもらえたのかな〜)などと、つらつらと考えてしまい、ドラマが台無しになるのですよ!

 え? そんなに言うほど義丹になんか似てないだろって?

 いや、私だって自分で言っておきながら納得できなかったですけどね。でも、一緒に見ていたたーさんに「ねえ、大鶴義丹に…似てないよね?」と聞いてみたところ、たーさんはゲハゲハ笑いながら、


エラの張ったとこと、下唇が出てるとこがそっくり〜

 と言うではありませんか。つまり、顔の下半分が似てるらしい。

 そして、顔の下半分が似てるということは、その骨格から出てくる声も似てるっつうか。ついつい(賀集くんの声をもうちょい甲高くすると義丹の声になるかもな〜)などと思ってしまい、せっかくのドラマが台無しになってしまうのですよ!(って、それはさっき聞いた)


 というようなわけで、最終回を目前にして、何とかこの大鶴義丹の呪い(しつこい)から逃れる方法はないものかと検討してみた私。一番確実な方法としては、賀集くんが顔を変えてくれりゃいいのだが、それだとマイケルになってしまうので、とりあえず、もういっぺん最初から見て顔をよく覚えるという方法を実践することにした。

 けど、すでに見たドラマをまた最初から見るのもつまらない。そこで、暇そうななーだんさん(うちの夫)を誘うことにした。通常ならば、ロクでもない発言をしてドラマを台無しにするこの男を誘ったりはしないのだが。今回はすでに見たドラマなので、ちょっとくらい変なことを言っても大丈夫である。

 で、なーだんさんに「面白いドラマがあるよ〜ん」と声をかけたところ、めったに妻にドラマに誘われたことがないせいか、うれしそうにテレビの前に座ったなーだんさん。そして、ドラマが始まると、稲森いずみのシャワーシーンにキャッキャッ喜び、「私の肌は水をはじかない」というセリフに「俺なんかピチピチだぜ!」とノリノリで突っ込みを入れるなーだんさん。実に単純な男である。

 しかし、この調子なら退屈せずに賀集くんの顔ウォッチングができる、とほくそ笑んだ瞬間、悲劇は起こった。画面に登場した賀集くんを見たなーだんさんが、

「何だこいつ、松田優作のできそこないみてえだな」

Σ<(゜▽゜;)>


 な、なんと「大鶴義丹の呪い」から逃れるつもりが、新たに、「できそこないの松田優作の呪い」がかかってしまうとは…。ドゥンドゥドゥドゥンドゥン〜ハァ〜♪




2003.3.21 2003年冬ドラマ〜高校教師〜最終回予想

 しかし、アホくさいドラマだった。

 ストーリーもキャラもセリフも何もかもアホくさすぎて、一生懸命熱演している出演者のみなさまが哀れというか痛々しいというか。

 そして、そんな出演者の熱演ぶりに一喜一憂している視聴者のみなさまはもっと気の毒であった。「あの泡ふき演は藤木直人さんの将来にきっと役に立つのですよね?ね?」と必死に確かめてきた方とか、「せっかくの主役なのにすっかり藤村先生(京本政樹)に食われちゃって…」と嘆く方とか。「松田聖子みたいに涙が出てなかった」とか「いや、この前は出てた」とか、「ナレーションがイケてない」とか「いや、だんだん上手くなっている」とか、「ハゲてる」とか「ハゲてない」とか…。

 まったく、このように善良なファンの心をもてあそぶ野島伸司は罪なヤツ。

 と、言いたいところだが、藤木ファンのみなさまも、このサイトへ来ているからには、ゴールデンSOS賞が設立された理由をご存知のはずですよね? え?知らない? そりゃあいけません。すぐ、ここの日記ここの日記をお読み下さい。つうか、最初に言っておきゃよかったな。あの「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」のアホくさいラストを知っていれば、よくわかってたはずだから「野島ドラマは真面目に見たらバカを見る」ってことがさ。

 フジッキーだって真野あずさだって、私の日記を見てりゃ出演しなかったんじゃないかい? だって、野島ドラマで得をするのは少年少女だけ。大人の俳優は彼らの純真さを引き立てる汚れ役なんだもん。特に、年増女の扱いはひどいよね。「SOS」の石田ゆり子先生が最後に「三十女は去れ」とばかりに消されたように、真野あずさもフジッキーにポイッと捨てられちゃって。まったくもう〜ポイ捨て禁止!

 と、言っても野島には通用しないと思うので、一番いいのは、ドラマを見ないか、もし見るとしてもバカにしながら見るくらいがちょうどいいのよ。真面目に見るからバカを見るのであって、最初からバカにしながら見れば、あら不思議、たちまち楽しいお笑いドラマに早変わり〜。

 つうわけで、そんな感じで、最終回予想行ってみましょう。


★「高校教師」最終回予想その1

 新潟の瓢湖(ひょうこ)に白鳥を見に来た湖賀先生(藤木直人)と雛(上戸彩)。

 すると、なんと湖の岸辺には、昔の「高校教師」のカップル羽村先生(真田広之)と繭ちゃん(桜井幸子)の銅像が! そういや、昔の「高校教師」のラストでは、新潟へ向かう電車の中で二人は亡くなったのだったっけ。そんな二人をしのんで、地元の方が銅像を建てたのに違いない。

 その銅像を見てピンとひらめいた雛。「私と先生もこの湖で心中して、銅像2号になれば、この宇宙の中でずっと一緒にいられるよね!」 そして、手をつないで瓢湖にザブザブと入っていった雛と湖賀。

 が、しかし、残念ながら銅像2号が建立されることはなかった。

 「高校教師2003」は、視聴率が悪い上に、人々の記憶から消したい超駄作だったからである。


★ 「高校教師」最終回予想その2

 新潟の瓢湖(ひょうこ)に白鳥を見に来た湖賀先生(藤木直人)と雛(上戸彩)。

 …のはずだったが、目覚めたら、隣りに寝ていたはずの湖賀先生がいなくなっていた。動転した雛は地元の警察に通報。湖賀の病気のことを聞いて、事態を重く見た警察はヘリコプターを出動。そして、ヘリに同乗させてもらった雛は、上空から、瓢湖で入水自殺をしようとしていた湖賀先生を発見し、「先生〜!!」と叫んでヘリのドアを開け、瓢湖に飛び降りた。

 え? それはこの世の果てのラストと同じじゃないかって?

 いいえ、違います。

 「この世の果て」の鈴木保奈美は、ヘリから飛び降りてパープリンになったけど。雛の場合は、パープリンだから飛び降りたのです。まあ、「私が(白鳥の)雛で、湖賀先生は湖、二人はここで一緒になるのよお〜」みたいな、野島が思いつきそうなくだらないダジャレめいたことくらいは考えていたかもしれませんが。

 しかし、雛は運悪く下を泳いでいた白鳥に激突し、白鳥3羽が巻き添え死。地元の白鳥保護団体から苦情が寄せられた、という話である。




2003.3.30 2003年冬ドラマ各賞発表

 ここ2年くらい続いていた「平成ドラマ不況」であったが、ようやく景気回復の兆しを見せた今クール。

 内館牧子大先生のドロドロドラマは期待通りの出来高だったし(除く最終回)、あまり期待していなかった草なぎドラマも予想以上の出来高(除く第9話と第10話)で東証株価指数もうなぎ昇り。そういえば、まるでバブルのような数字をたたき出していたドラマもあったけど、キムタク株、暴落直前の異常な値上がりでなきゃいいけど。そんな中、かつては特定銘柄だった野島株式会社の今は見る影もない凋落ぶりは視聴者の涙を、いや失笑を誘ったとか誘わないとか。

 そうそう、ひとつお詫びしなければならないことが。ドラマ放送前に「どの銘柄がお奨めでしょう?」という質問をいただいて、「中華料理店なんかどうでしょう」と答えたなーはるだったけど、あっさり底値割れ。まったく予想屋(?)の言うことは当てにならないとはこのことです。気をつけましょう(おい)。

 

ドラマフリーク・アカデミー賞
2003年冬ドラマ受賞一覧

最優秀作品賞 僕の生きる道 

「余命1年」というクサくなりがちなストーリーをクサくならないギリギリのところでクリアしてきためずらしいドラマ。笑いもあり、食べ物もふんだんに出てきて、面白かった。けど、ラス前とその前の回で急にクサ〜くなっちまったのは何でだろう〜♪ あそこさえもっとどうにかなってたら、DVD買ってあげたのに。ちっ。

最優秀主演女優賞 稲森いずみ 年下の男
「内館牧子ドラマに主演した女優は老ける」という法則(byなーはる)により、稲森いずみの美貌がどうなるか心配していたが。なんと、どんなに不幸に見舞われても、のほほ〜んと乗り切っちゃった稲森。ロンバケの桃ちゃん役以来、不思議ちゃんの役ばっかだったけど、このドラマで年くってもやっていけるメドがたったかも。
最優秀主演男優賞 草なぎ剛 僕の生きる道
矢田亜希子とチューした時は、「あちゃ〜、オダギリジョーだったらよかったのにな」とか思ったけど。その後は、やっぱりこの中村秀雄という地味で真面目な人物にはツヨぽんがはまり役だったと思いました。5キロ減量したという激やせっぷりも鬼気迫っていて、黒いコートで歩く姿は本当に死に神のようだった(こらこら)。
最優秀助演女優賞 矢田亜希子 僕の生きる道

今までフラれる役が多かった矢田ちゃん。ようやくマトモな役にめぐりあえてよかったね。うまく演出すれば、アンドロイドっぽい容姿はとした気丈雰囲気になるのですね(おいこら)。

最優秀助演男優賞 小日向文世 僕の生きる道

患者のことを真剣に考えているが、いわゆる熱血ではなく、どこか力が抜けていてユーモアもあり暖かい人柄のドクター。患者の話をじっと聞くところとか、答えるタイミングとか、語尾がきちっとしてるところとか、本当に誠実そうな感じが伝わってきた。なーはるも入院した時、こんなお医者さんに診てもらいたかった(うさんくさく頼りない医者だったためムリヤリ退院した経験あり)。

最優秀脇役賞 高橋昌也 年下の男

BBSのどなたかが「ウザかわいい=ウザいけどかわいい」って言ってたっけ。「俺を捨てないでくれ〜」としがみついてくるこなきジジイ。こわいよ〜。面白いよ〜。

最優秀脚本賞 橋部敦子 僕の生きる道  
「1年って28年より長いですよね」というような印象的なセリフの数々。もし自分も余命1年だったらどうしよんなどとドラマが終わったあとも考えさせられた。けど、しつこいようだが、終盤なんであんなにクサくしちゃったのけ?
流行語大賞 勝てねえ〜 年下の男 
お年寄りを敬う風潮がすたれ若者が威張ってる現代日本。しかし、このドラマでは、年上の含蓄のある言葉や態度に年下が「まいりました〜」という感じで発するのがこの勝てねえ〜なのだった。よって、これを聞いているお年寄りはなんだかちょっぴりうれしいような気がするのだった。

※ゴールデンSOS賞(最悪作品賞)は、たーさんの「ドラマンボウ」に載ってますので、そちらをごらんください。


 

   
 

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