2003.7.6 きみはペット外伝
〜 もしもドイツへ行ったなら(後)
モモ(松潤)がドイツへ行かなくてガッカリした人が続出した「きみぺ本編」。
ならば、「なーはるがモモをドイツに連れてってあげましょう」というコンセプトで書きおろした「きみぺ外伝」。オードブル(前編)→メイン(中編)と来て、ようやく最後のお楽しみのデザート(後編)。ゆっくりお召し上がりくださいまし〜。ほほほ!
※前編、中編をまだ読んでない方は、ココまたはココの一番下の方へどうぞ。
「きみはペット外伝 〜 もしもドイツへ行ったなら(後)」by なーはる
__ 1ヶ月後 フランクフルト __
バレエ・フランクフルトのスタジオ。
ダンスの練習をするモモ(松本潤)。
(モモのナレーション)
『スミレちゃん、元気? オレはチョーー元気! と言いたいところだけど、シビアな毎日でちょこっとお疲れギミ…』
練習を終えて、応接室で手紙を書くモモ。(・1)
(モモのナレーション)
『…こっちに来てみたら、オレの実力はたぶん下から数えた方が早くて。だから、みんなに追いつくために必死に練習して、寝て起きてまた練習して。毎日毎日そんな感じの…』
手紙を書くモモに、先輩のダンサーが話しかけてくる。
「タケシ、恋人ニ手紙?」
「ううん、ご主人様に書いてるの」
「ゴ主人サマ??」
「そ。俺のご主人様はね、美人なんだけど能面みたいな顔してるんだよ。知ってる?能面」
バッグにぶら下がっている能面を手にとって見せるモモ。
「ほら、これ」
「オー、コワイ顔」
するとそのとき、開いているドアの外の廊下を、能面に似た女が横切った。

(え?)
びっくりするモモの視線の先、もうひとつのドアの外をまた横切る女。ドイツ人のスタッフと何やら談笑して階段の方へ消えていく。
あわてて、能面と便せんをバッグにしまって部屋を出るモモ。
ドイツ人スタッフがモモを呼び止める。
「タケシ、今、日本ノ新聞社ノ人ガ…」
聞き終わらないうちに、ダッシュで階段を駆け下りるモモ。
「スミレちゃん!」
階段を降りきったところで、モモの声に気がついて振り向くスミレ(小雪)。
微笑むスミレの姿を見て、モモは夢を見ているような気分になったが、それはまぎれもなくスミレなのだった。
「…スミレちゃん…俺に会いに来てくれたの?」
「取材の仕事で来たの」
「取材? 何の?」
「合田武志の」
「…それ、俺じゃん!」
「まあね」
「わざわざ日本から俺の取材に来たの?」
「上司命令なのよ。異動の前に休暇を消化しようと思ったら、どうせなら海外へ行ってついでに特集記事のネタをとって来いって、あの鬼部長〜…」
スミレが話し終わらないうちに、思い切り抱きつくモモ。
「スミレちゃん、会いたかったよ〜」
通りかかるダンサーたちが、口笛を吹いて二人を冷やかす。
「モモ、人が見てるってば」
「いいじゃん、別に」
「モモ…」
と、そのとき、スミレのケータイが鳴った。
「あ、電話電話」
と言いながら、モモを押しのけるスミレ。
「はい、巌谷ですが。え? 蓮實先輩!?」
蓮實(田辺誠一)の名前を聞いて、眉間にシワをよせるモモ。
「先輩、今どちらに?」
「今リオなんだけど、いや〜ボーダフォンって便利だね」
「…そ、そうですね」
「いや、さっき本社に電話したら、巌谷がドイツに行ってるって聞いて。もしかして、武志君のところかなって」
「ええまあ、取材ですけど」
「前に彼にちょっときついこと言っちゃったから、気になってて」
「そうでしたか」
「悪かったって伝えてくれないかな」
「…先輩」
「巌谷にもいろいろ言ったけど。いい先輩と後輩でいたい、っていう気持ちはホントだから」
「…はい」
「これからも巌谷のこと遠くから見てるよ」
「…はい」
「そうそう、今こっちに福島紫織さんが来ててさ」
「え?」
「彼女、リオにサンバを習いに来たんだって。奇遇だよね〜」
「…あの先輩、それはたぶん偶然じゃないような…」
「ワン!」
「えっ?」
「ワンワン!」
「ちょっ、ちょっと、モモっ」
「ワン、ワンワン!!」
「はは、やっぱり武志君と一緒なんだ」
「す、すみません先輩、こらっ、モモっ!」
ピッとケータイを切るスミレ。
「モモっ、よくも台無しにしてくれたわね」
「だって〜」
「せっかくのお別れの電話だったのに」
「えっ、うっそ!」
「先輩、モモにもごめんね、よろしくって」
「マジで!?」
「それなのに…」
歩き出すスミレ。
あわてて追いかけるモモ。
「ねえ、スミレちゃん! ごめん。怒んないでよ〜」
「あ、そうだ、俺の取材するんでしょ?」
「うち来る? すぐそこだから、ね?ね? 」
__ モモのアパートメント __
部屋の片づけをするモモとスミレ。
一緒に料理を作る二人。
(その他の人たちの映像が流れる)
自転車に二人乗りする順平(瑛太)とルミ(石原さとみ)。
「武志、どうしてるかなあ」
カウンセリングをする春香(乙葉)を、隣りで見守るドクター浅野(長塚京三)。
脇坂ダンススタジオでレッスンを受ける清水(渡辺いっけい)。
「あら、あなたスジがいいわね」
「ええ、クラシックをやっていたもので」
リオでサンバを踊りまくる紫織(酒井若菜)。
「スジガイイデスネ、しおりん!」
「イエー!!」
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
__ リビング __
ソファに座る二人。
スミレにもたれかかってベタベタ甘えるモモ。
「あ〜、スミレちゃんのご飯おいしかった!」
スミレはというと、ひっつめ髪に眼鏡。ひざの上にノートパソコンを置いている。
「さ、そろそろインタビューを始めてもいいですか、合田武志さん?」
「えーーっ! 仕事かよ〜〜」
「そのために来たんだもん」
「ちぇーーっ」
「じゃ、最初の質問ね。ドイツに来てつらかったことは何ですか?」
「スミレちゃんに会えないこと」
「…マジメに答えてよ」
「だってホントだもん」
「もう。じゃ、次の質問。ドイツに来てよかったことは?」
「スミレちゃんが来てくれたこと」
「ちょっと…私をクビにする気?」
「ん〜〜。あ、待って」
バッグから便せんを取り出すモモ。
「これ、今日スミレちゃんに書いた手紙。書きかけだけど」
「え、どれどれ。 …スミレちゃん、元気? オレはチョー元気!」
「声に出して読まないでよ! 恥ずかしいじゃん」
と、そのとき、電話が鳴った。
「もしもし。あ、清水? なんだよ、今いいところなのに。え?いつ?…」
受話器を持ったまま、隣りの部屋へ行くモモ。
手紙を声に出して読むスミレ。
「…スミレちゃん、元気? オレはチョーー元気! と言いたいところだけど、シビアな毎日でちょこっとお疲れギミ。こっちに来てみたら、オレの実力はたぶん下から数えた方が早くて。だから、みんなに追いつくために必死に練習して、寝て起きてまた練習して。毎日毎日そんな感じの「ア・ハード・デイズ・ナイト」。で、気がついたら1ヶ月たっちゃった。…」
(途中からモモのナレーションで)
『 …でも、こっちに来て、オレは日本にいた時すっごい幸せだったってことがわかったよ。
この前ね、日本からファンレターが来たんだ。50歳くらいのおじさんからなんだけどね。
その人、リストラで会社をやめることになって。最後の日に大きな花束もらって拍手されたんだって。30年働いて初めて花束もらったって。で、「武志君は幸せだね、舞台のたびにいっぱい花束と拍手もらえて」って書いてあって。それ読んだらなんか涙出た。
日本にいた時のオレは、みんなにほめられるが当たり前っていうか。「すごいね」ばっか言われるとウザくて、「ホントの自分はダメなヤツなのに」とか思ってたけど。
今のオレは、ダンスはビリに近くて、ダンス以外もあいかわらずナンもできなくて。
そしたら、自分のことダメって言えなくなった。マジでダメなヤツは「オレはダメだ」なんて言えないんだよね。だって、口に出したとたん本当にダメになっちゃって、そこからはい上がれなくなりそうだから。
それと、人のことを「すごい」って言える人もすごいんだってわかったよ。
ここにはすごいヤツがいっぱいいるけど、オレはその人たちに、すごいねって言えないの。くやしくて胸がはりさけそうになるから。なんか、言えない言葉が増えちゃった。
あ、こんなコトばっか書くと、メチャメチャ落ちこんでるって思われるかもしんないけど。そういうワケじゃないから安心して!
オレ、基本的に負けずぎらいだから。「今に見てろ」って感じ?
でも、ヘコんだときはスミレちゃんのオムライスが食べたいな。スミレちゃんにシャンプーしてもらいたいし、スミレちゃんに抱きしめてほしいし、スミレちゃんに、
』
隣の部屋から、電話を終えたモモが戻ってきた。
「ねえねえ聞いてよ、清水がね…えっ? うっそ、スミレちゃん、泣いてんの!?」
「だって、モモが、モモが、がんばってて…」
「スミレちゃんだって、いっつもがんばってるじゃん」
スミレの前にひざまづいて、涙をふいてあげるモモ。
「ちょこっとクサめに書いたけど、まさか泣くなんて」
「…この手紙、少し直したら記事に使えるよ…」
モモは思わず吹き出して、
「泣きながら仕事すんなよ。えっ、待って、これ載せちゃうの!?」
「モモ、手紙、途中で終わってるけど、この続きは?」
「続き?」
「うん」
「続きは…ね……」
と言いながら、スミレに顔を近づけてキスするモモ。
懐かしいモノにめぐり会ったように、見つめ合う二人。
もう一度、今度は長いキス……。
__ 朝 寝室 __
裸で毛布にくるまって、スースー寝息をたてるモモ。
なにか楽しい夢でも見ているような顔。
「…ん…スミレちゃん…」
モモは目をつぶったまま、かたわらに手をのばし、ひきよせて、抱きしめた……枕を。
次の瞬間、なにかイヤなことを思い出したように、眉をくもらせるモモ。
ガバッと飛び起きる。
隣りにスミレがいない。
あわてて寝室から出て、スミレを探すモモ。
リビング、玄関、バスルーム…。
どこにもスミレがいない。
「ちくしょーまた逃げられた…」
大きなため息をついて、頭をクシャクシャッとかくモモ。
ふと顔をあげると、バスルームの鏡の前に、なにやらいろいろ置いてある。
近寄ってみるモモ。
ボーダフォンの最新型ケータイ。
スミレという文字が書いてある歯ブラシ。
そして、いつかモモがスミレにプレゼントしたシャンプー回数券。
シャンプー券にクリップでとめてあるメモ用紙を手にとるモモ。
メモにはこう書いてある。
『今度来たとき使うからとっておいて スミレ』
「…今度っていつだよ」
と言いながらも、ちょっとうれしそうなモモ。
寝室の目覚まし時計が鳴って、あわてて止めに行く。
「やばっ、レッスン始まっちゃう」
支度をして部屋を出るモモ。
空港へ向かうスミレ。(・2)
「もしもし巌谷です。インタビューとれました。それから来月の休暇の件ですが…」
ケータイをかけながら、足早に歩くスミレ。
通りへ駆け出すモモ。
微笑んでいる二人の横顔……。
(完)
(・1)応接室 モモが手紙を書いた部屋と、その部屋の前にある階段は、横浜にある新聞博物館の旧貴賓室と中央階段をイメージしています。
(・2)空港へ向かうスミレ スミレが歩く場所は、横浜馬車道の歴史博物館前あたりをイメージしております。わざわざロケ地を書いたのは、こういう場所なら「にせドイツロケ」をしてもオッケーってことを言いたかったからでございます(笑)。
「あとがき」
さて、「きみぺ外伝」。楽しんでいただけたでしょうか?
この外伝には「もしもドイツへ行ったなら」というサブタイトルがついていますが。
もしもドイツへ行ったなら…モモは苦労して一皮むけたいい男になり、
もしもドイツへ行ったなら…スミレも少しは自分の頭で考えて行動できる人になり、
もちろん、二人は恋愛モードに入るってことで、
だからこそ、蓮實もモモと恋のライバルとして対決して大人の男ぶりを見せられたのです。
いいことづくめです(笑)。
だけど、きみぺ本編では、なぜ二人を恋愛モードにしなかったのでしょう?
本編の最終回で一番がっかりしたのは、最後の夜を共にした翌朝のスミレのセリフ。
「勢いだった」「するべきじゃなかった」
あんなにせつないキスをしたあとの出来事について、こういう感想はどうなんですかい? 女性には誰でも、「初めての人との初めてのエッチは素晴らしいものであってほしい」という願望があるんです。それを、こんな殺伐とした言葉で台無しにしちゃーいけませんって。
これらのセリフは、スミレとモモが恋愛にはならないというラストにするために、こうするしかなかったんでしょうけど。でも、なんで二人がくっついちゃダメなのさ?(笑)
もしも、恋人にならずにペットにしておくことがお伽話だと言うのなら、それはお伽話のはき違え。そもそも恋愛ドラマはお伽話のようなものなのだから、「昨日までペットだと思ってた男の子を好きになる」ほうが、ずっとリアルでステキなお伽話じゃないですか。ね?
てなわけで、「きみぺ外伝」へのご意見、ご感想、ご質問がありましたら、BBSまたはメールにてどうぞ。
2003.7.8 2003年春ドラマ各賞発表
大変お待たせいたしました〜。2003年春ドラマ各賞の発表です!
小粒揃い、可もなく不可もなく、などと言われた春クール。そんな中にあって、久々に私のハートを射止めたドラマは「きみはペット」でした。
しかし、このドラマは、「ドラマはなぜ最終回でコケるのか?」
というドラマにおける最大の疑問もクローズアップしてくれました。ラス前まであんなにステキだったのに、あんなにハマって一生懸命見てたのに、最終回で大コケしてしまった。この気持ちをどう表現したらよいのでしょう?
すると、なーだんさんが言いました。
「すごい美人な女を口説いて、食わせて飲ませてプレゼントを送って、最後に脱がしてみたら、ニューハーフだった、みたいな?」
Σ(゜▽゜;)
…な、なんと「きみぺ=ニューハーフ説」。
するってーと、最後にガーンとなった私はノーマルってことだけど。公式サイトとかで見かける「あの最終回、3回見てアレでいいんだと思えました」などとムリヤリ自分を納得させている皆さんはいったい…。
すると、なーだんさんが言いました。
「それはさあ『目ェつぶってりゃわかんないじゃん』っつーか、『やりゃーできるじゃん、オレ!』みたいな?」
Σ<(゜▽゜;)>
…な、なんと、あの最終回。ムリヤリ自分を納得させた人は、ニューハーフだと知りつつも目をつぶってヤっ…(ピーッ!)
てことは、「あの最終回、サイコーでした〜!!」って言っている人は、ニューハーフだと気づかずにヤっ…(ピーッ!ピーッ!ピーッ!)
あわわわわ。
ヤバいです、こんなこと書いたら。最近急増している公式サイトからのきみぺファンが、ここを読んだら一気に引いてしまいます。せっかく獲得したかもしれない読者を失うぞ、あたし。
でも、書いちゃうんだな、これが。
ああ、笑いのためには全てを捨てるドラマフリークの悲しい性。お許しを…。
ドラマフリーク・アカデミー賞
2003年春ドラマ受賞一覧
| 最優秀作品賞 きみはペット |
|
久しぶりにハマったドラマ。楽しかった〜。しかし、なんですか、あの最終回は? よっぽど「次点」に落とそうかと思ったくらいよ。でもまあ、おかげで名作「きみはペット外伝
〜 もしもドイツへ行ったなら」を書きおろすことができたので、それに免じて最優秀をさしあげますわ。特別よ、特別!
|
| 最優秀主演女優賞 小雪 きみはペット |
| この人の演技は上手いんだか下手なんだか、よくわかんなかったんですが。東大卒のバリキャリで美人で格闘技好きで感情表現のヘタな能面顔というスミレはハマり役でした。ペットの前でだけ泣けるという設定で、毎週必ず1回は泣いていたような気がしますが。絶妙のタイミングで(松潤の顔を見つめるちょうどその時に)涙がポロッとこぼれるのには感心。泣けない俳優さんに見習ってほしいです(それって誰?)。 |
| 最優秀主演男優賞 次点 伊藤英明 ぼくの魔法使い |
| この人も上手いんだか下手くそなんだか、わかりづらい役者でしたが。とりあえず、コメディが出来ることが証明できてよかったですね。かなり顔を崩しまくって熱演してたので、そうとうシワが増えたんじゃないかと心配ですけど。あ、「次点」にしたのはですね、ドラマ自体が面白くなかったからです。ドラマが面白くないと俳優もあんまり輝いて見えないんです、ええ。ごめんね〜。 |
| 最優秀助演女優賞 該当なし |
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篠原涼子(ぼくの魔法使い&ムコ殿2003)に「次点」くらいはあげようかどうしようか、迷ったけどやめた。だって、次点とはいえ、みったん&るみたん夫婦が受賞だなんて、ありえね〜!!
|
| 最優秀助演男優賞 松本潤 きみはペット |
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すばらしいキャスティングをありがとう。驚きました。演技力があって。たしか渡辺いっけいがインタビューで「松潤は出来る。非常に職人のような感じがする」とおっしゃっていましたが。名バイプレーヤーがそう言うからには、本物なのでしょう。ただ、しっかりした顔立ちなので、好き嫌いがはっきり別れるというか。たぶん↓の最悪部門でもお名前があがると思いますが。ま、それもまた個性ってことで。気にすんな!
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| 最優秀脇役賞 渡辺いっけい きみはペット |
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「きみぺ」で一番見応えがあったのは、実は渡辺いっけいと松潤のシーンだったかも。いっけいの方が立場が下なので、年上なのに年下にからかわれるというか、いばられるというか。そのやりとりが「二人とも上手いっ」という感じで小気味よかったです。
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| 最優秀脚本賞 次点 大森美香 きみはペット |
| 9話までとてもよかったのに。あの最終回はいったい? ステキなキスのあとのエッチに「勢いだった」「しなきゃよかった」みたいなしらけるセリフ。昨晩ペットと寝たばかりなのに彼氏に「好きでいていいですか?」というワケわかんないセリフ。そして何より、ペットに逆戻り状態を「新しい関係」って! 頼むよ〜。 |
さて、続きまして、読者投票による「最悪作品賞」の発表です。
「ゴールデン・ストロベリー・オンザ・ショートケーキ賞(GSOS賞)」は、今回でちょうど10回目となりました。春クールは、小粒揃いで可もなく不可もなく、などと言われていたので、投票数が少ないんじゃないかと思っていましたが。フタを開けてみたら、「やっぱり3ヶ月に1度の楽しみだから投票しちゃいます!」という方が多くてうれしゅうございました。ありがとうございます。
なお、初めてここにいらっしゃる方には毒がきついかもしれませんが。ひいきの俳優さんがケナされていたとしても、ショックをうけたりなさいませんよう。世の中にはこういう意見の人もいるんだと、大きな心で笑って流していただければ幸いです。
ゴールデン・ストロベリー・オンザ・ショートケーキ賞
2003年春ドラマ受賞一覧
| 最悪作品賞 東京ラブシネマ |
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▲今クール最も期待していたのに、フタを開ければドッチラケ。
▲大人の恋物語と言う触れ込みだったが、ただのじゃれあい。
▲やっと大人のドラマが見れるのね〜と思って、フタを開けてみたらやっぱりお子ちゃまドラマだったとは(トホホ)。
▲結局まともなキスシーン、1個もなかったじゃん!
▲いまどき、高校生でももっとえぐい恋愛してまっせ。
▲タイトルの安直さ、ストーリーのひねりのなさ。
▲イケメン飼い殺し。
▲月9は最近つまらなくなっているなか「高年齢」路線に変更したみたいだけど「つまらない」のはかわり無し。
▲アル意味、期待を裏切らなかったかも…。何の期待もしてなかったから。
▲今度こそはと思いつつまたまた今回も・・・過去の栄光よ、何処へ・・・。
▲ミニシアターブームで、映画配給の裏側をとりあげたのに、せっかくの題材が台無し。
▲なかよしクラブのような会社経営で、ふと、日本経済の行く末がますます不安になった。
▲最終回で、デパートの回想シーンでえぐっちゃんに声をかえるお客さんの声を聞いた瞬間、「ま、まさか・・・」と思いましたが。っつーか、「ありえねえええええええええ」。
▲初回以来久し振りに観た最終回…大江千里が画面に出てきた瞬間、息が止まりそうに…皆様が散々書かれていた驚きと哀しみはこういうことだったのですね。正に「百聞は一見にしかず」…って得心している場合じゃない。
▲普段文句たれながらドラマを見ているあたしに「ドラマなんだから…」と嗜めるうちの旦那が、宮迫が白石さんに「結婚してください」と言った瞬間「いきなり結婚かよっ!」とつっこみました。ワタシより先に!(驚愕)さらにいきなりの結婚シーンに言葉を失っておりました。そしてさらに最後の星空上映会のシーンで恥ずかしそうに手をつないでいらっしゃるのを見て、お前ら、もうとっくに結婚してるだろうがっ!!!!!と怒ってました。そんな旦那は大江千里似…(涙)。
|
| 最悪作品賞 次点 顔 |
|
▲キャストや予告を見て、めちゃくちゃ期待してたのに、あまりの話のお粗末さに目が点!
▲こんながっかりしたのは、「真夏のメリークリスマス」(だっけ?)の裏切りにあって以来です。
▲期待度が高かっただけにガッカリ度も大。思わせぶりな主人公達の生い立ち&トラウマも底が浅い。
▲音と画面はガンガン雰囲気を出しているのに、見終わった後の脱力感のすごいこと!
▲オダジョー&仲間ちゃんのPVでも流しておいたほうが良かったのでは?
▲「顔」を変換したら「・゚・(ノД`)・゚・。」こんな顔文字が出てきました。いやまさに、こんな感じ。
▲つまんない話を盛り上げるために、やたらと音響効果とか小ざかしい技を使ってるのが、うるさいゲームセンターの前を通ったときのような不快感で、神経逆なでされました。
▲放送前に期待でワクワクしてた分、ギャップが激しすぎた。見終わった後にヒクヒクしたのは私の顔。
▲すでに1話から似顔絵が出てくる意味があまり無かったんじゃあ・・・。
|
| 最悪脚本賞 高橋留美 顔 |
▲第一話から「あなたの顔が見えない」とか言う意味不明な台詞で視聴者を困らせた罪は重い。
▲セリフの量のわりには、ストーリーやキャラクターの心情が分かりにくい。「彼はなぜ犯行に及んだのか述べよ」「そのときの彼の心情について述べよ」など、国語の長文読解力の試験問題としても出せそうな脚本。
▲オダジョーくん見たさに見てたけど最後まで意味不明でした。
▲なんか釈然としない展開、まったりぶりに気が遠くなった。
▲「謎が謎を呼(ぶ)」っんでねぇよ!
▲結局何を書きたかったのか・・??
▲キャストが揃っていても、原作付きでも、ホン次第で、いくらでもショボいドラマになる・・と、シナリオライター教室で悪い見本としてとりあげられそうな脚本。
▲何もかもが中途半端、張った伏線も回収できず、毎回のように視聴者から突っ込まれうる展開、穴の開きまくったストーリー。
▲横山秀夫の原作を完膚なきまで破壊しつくした世界を作り上げた。
▲原作ファンは怒るでしょう・・・。
▲ベテラン役者様までもがド下手に見えてしまうものでした。
|
| 最悪脚本賞 次点 藤本有紀 東京ラブシネマ |
▲あの「ラブレボ」の脚本家だったのでかなり期待してたのに。ショック大!
▲健全すぎ。このサイトがブレイクしたきっかけ?でもある「らぶれぼ」を書いた人だけに期待度が高すぎた。
▲お名前調べるのに制作発表のインタビュー見ました。「良いセリフを書こうということだけ考えてやってます」? ふーん、気の利いたセリフ1個もなかったじゃん!
▲最終回、江口洋介を、大江千里&竹中直人の恋のライバルコンビが取り囲んで因縁(?)つける場面がありましたが、ほんと、チンチクリンが二人っていうか、えぐっちゃんがジャイアントのように見えて、シュールな場面でしたわ〜。これが、輝かしい月9の、最終回のひとつのパターン=ヒロインをめぐる恋のライバルたちの友情シーンだったなんて。
▲アメリカでは、ドラマを借りるのに1本2ドルするのですが、その2ドルが酷くすごーーーくもったいなく、なお且つ見るのが試練に感じた。
|
| 最悪主演女優賞 菊川怜 OL銭道 |
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▲ドラマ自体はおもしろかったのですが・・・大映ドラマ全盛時代を彷彿とさせる演技がイタすぎ。
▲ボリュームを落としたくなるほどのがなり声。
▲声を随分と低く出してて、すごい違和感を感じた。
▲ワンパターンでわざとらしい演技はいただけなかったです。他の女優さんで見たかったよ、OL銭道。
▲女優としてではなく、CMクイーンとしてがんばってください。
▲彼女は女を武器にする悪女(?)みたいな脇役で十分です。
▲主演してたことも知らなかったくらい印象薄い。っつーか、何のドラマに出てらっしゃったんでしょうか?
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| 最悪主演男優賞 反町隆史 ホットマン |
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▲すいません、毎回あなたに入れてるような。熱すぎて。ついていけません。
▲ごめん。あなたが主演、しかも熱いお話と聞いた瞬間、リタイアしました。見なくても内容はわかるもういい飽きた。
▲見てないけど、滑舌の悪い予告編により一票。
▲あのどなり声が苦手です。モデルの頃は好きだったのにな・・・(泣)。
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| 最悪主演男優賞 次点 長瀬智也 ムコ殿2003 |
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▲バンザイバンザイ、うるさい裕一郎にウンザリ。
▲パート1で桜庭写真集を買ってしまった自分がうらめしい。
▲桜庭裕一郎はかっこいいけど、家にいるときの「みなみちゅ〜あん」はちょっとひきました。
▲まえのと同じキャラを引きずってきているため、ただただ、うるさかった。何か、違う面を見せていただきたかった(演技力に幅がないということです)。
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| 最悪助演女優賞 白石美帆 東京ラブシネマ |
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▲時間を止めてしまうある意味素晴らしい演技。
▲今からでも遅くありません。違う道を歩んだほうがよろしいかと。
▲地でやればいい役なのに、どーしてできないの〜。
▲もっとほかにいるだろ???
▲ロボットが歩いているみたい。
▲「マジメだけど不器用」っていう、「タレント・白石美帆」のイメージ作りの一環だとしたら、ドラマにとっては迷惑ですよう。
▲「こらこら、関係者以外は勝手に立ち入らないように!」と思わず言いたくなる、俳優陣の中にひとり一般人が混じったような、素人演技に脱力。
▲何故出るのかわからない・・。見ていて、こけてしまう。
▲もうお願いだからいい加減にドラマにでるのはやめてください。
▲誰か大物のコネでもあるんですか? はっ!まさかトルシエ?(んな馬鹿な)
▲人気があるから起用する、ということの是非を考えさせられました。出すにはちょっと早すぎます。
▲無理してドラマに出ることないって・・・。
▲女優は諦めたほうがいいって。
|
| 最悪助演男優賞 宮迫博之 東京ラブシネマ |
|
▲ごめん、アップはつらい(主観)。
▲お笑い芸人としては、結構好きですか「俳優」視点からみると・・;。
▲「救命病棟」やお笑いで見せるのとはちがい、いまいち役に入りきれてない感じ。
▲お金をもらう以上しっかりとお願いしたい。
▲白石美帆よりはマシですが・・・。
▲この方はあまりいい人に見えないので、トレンディドラマでフツーに恋愛をする役はどうかと思います。切なげな顔なんかされると、バケツで水をぶっかけてあげたくなります。
|
| 最悪助演男優賞 次点 松本潤 きみはペット |
|
▲やっぱダメ!ペットにしたくない顔。踊りは上手だったからドイツにいって勉強してきたら?
▲犬を飼う代わりに若い男を・・・みたいな話だったけど、爬虫類系(ヌルヌルしてそう)のイメージが自分にはあるのね。
▲初回の「ずみれぢゃん、おがえりぃぃ〜」(ぴょ〜〜ん(ジャンプ))シーンで1度引き、次の「なでで、なででぇぇ〜」(すりすり〜〜)シーンで2度引き、気がつくとテレビ画面が遥か遠く彼方に(笑)。
▲もうちっと中性的なほうがペットとしてはしっくりくるのだが、松潤てば、力ありすぎ(抱きつかれて小雪がよろけていた)、眉毛太すぎ、男のフェロモンありすぎ・・と、ペットにしては違和感ありありで、最後までミスキャストの感ぬぐえず。
|
| 最悪カップル賞 晴子&真先 (財前直見&江口洋介) 東京ラブシネマ |
|
▲あんたら、いくつよ・・・。
▲この年になって恋に不器用もないだろう。
▲いい歳こいた大人が何やってるんだか・・とイライラすることこの上なし。
▲「おとな」の恋愛かと思いきや・・・健全な男女の「不器用な恋愛」は、もう食傷気味です。
▲傍から見ると、30代の恋愛ってこんなものなのだろうか?これを反面教師として見れば、このぬるま湯カップルの存在意義もあったのかも。
▲こんなにどうでもいいカップルをメインにした月9が、当たるハズもなく。数字は正直。
|
| 最悪カップル賞 次点 麻子&吉成 (白石三帆&宮迫博之) 東京ラブシネマ |
|
▲鈍感カマトト女&プチストーカーにしか見えなかった。
▲最終回の結婚式シーンを見てて、なんだかむしょうに腹がたった。
▲このカップルが一番むかついた! なんでかわかんないけど。まるで学芸会だったよ。
▲この設定を違うキャストでやったら良いエピソードだったのに・・・(竹之内豊&広末とか?それじゃ主役だ〜)。
▲君たちの間には好き→結婚。つまり間の「付き合う」がないのか?
|
| 最悪カップル賞 次点 スミレ&モモ (小雪&松本潤) きみはペット |
|
▲勝手にしろ〜〜。
▲二人(?)で妄想の世界に生きてくれ!
▲文字通り三高のエリート記者すみれ=小雪っていうのは、ビジュアル的にはリアルで良かったですが、すみれのキャラがね。イイ歳した無邪気ぶりっ子は嫌いなもので。
▲
モモこと武志も、犬の代わりにしてはちょっと濃ゆすぎだったような。だみ声で甘えるのも、うるさかったかも。松潤
in ごくせんのキャラは良かったのに…。
|
| 最悪脇役賞 大江千里 東京ラブシネマ |
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▲他に誰かいなかったのか???
▲違和感ありあり。キャスティングされた方は責任を取っていただきたいものです。
▲画面に出てきた瞬間、息が止まりそうに。
▲ヒロインをめぐるライバルがこの人。って、月9はいつからこんなに自虐的になったのでしょう?
▲30代後半の女性を絶句させたキャスティング。「昔のオトコ」を演じるには、あまりにも役不足だった。
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| 最悪プロデューサー賞 栗原美和子
ムコ殿2003 |
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▲「生放送」やりすぎです。それで注目とって視聴率とろうったっていけない。
▲卑怯なやり方で視聴率をあつめようとしているで賞。
▲俳優さんがたに迷惑をかけてはいけないぜ。
▲ホントに生放送やりすぎです。視聴率狙いだという事がバレバレ!
▲なくても別にいいようなトーク番組の無駄なシーンを生放送し、ストーリーを完全無視してる。ここまでしないと生きていけないほど、ドラマは存続は危ういんでしょうか?
▲あれはドラマじゃねぇよ。あほかっ!
▲一作目はとっても面白くて、楽しみにしてたのに〜。生放送もあちゃ〜と思うほど中途半端でつまらなかったっす。
▲あの「生放送」、公式サイトに苦情が殺到して閉鎖になったって話はホントですか?
▲にもかかわらず、栗原Pが「大成功です!」って言っていたそうですけど。視聴率さえ良けりゃ何でもいいんですか?
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| 最悪特別出演賞 小林薫
ブラックジャックによろしく |
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▲結局何のために出てたのでしょう?
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| 動物愛護団体からクレームがくるで賞(特別賞) 長塚京三 きみはペット |
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▲チワワの扱いひどすぎ。子犬は両手で抱っこするべし。清水章吾(ア○フル)もあの涙目で怒っているに違いない。(同意見多数)
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| 驚いたで賞(特別賞) 桃井かおり 伝説のマダム |
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▲まさか桃井かおりがニューハーフだったとは。
▲性転換したゲイ役のできる女優さんなんて、桃井さんくらいのものでしょう。
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| 使い方間違ってるで賞(特別賞) 玉山鉄二 東京ラブ・シネマ |
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▲タマテツから フェロモンとったら 普通の人(字余り)
▲この人、クールでかっこいい役はそれなりに見れるんですが、東京ラブシネマのような純粋で優しい男の子の役はダメダメですね。私はてっきりついこの前まで頭の弱い子の役を演じているんだとばかり思ってました。
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2003.7.14 愛するために愛されたい
〜 最終回予想(え?)
日本初の有人シャトル打ち上げプロジェクトに関わる女性ディレクター(黒木瞳)と宇宙飛行士(坂口憲二)のラブストーリー。女性ディレクターは馬主でタンゴの踊り手でシャンパン好き。宇宙飛行士はセスナでのアクロバット飛行とシャワーが好き。
そんな二人が出会ってかわした会話は、
「私たちもいつか行くのかな? あの星のある場所に。宇宙に神様はいると思いますか?」
「私は宇宙に神がいないことを知るのがこわいのです」
…うーん、このドラマを一言でいうと、空前絶後の空々しさって感じですか?

それにしても、黒木ディレクターはいつでもどこでもシャンパンを飲みまくり。
さっきの会話だって、
「私は宇宙に神がいないことを知るのがこわいのです」
「ノドがかわいた」
などと脈絡もなく話をねじまげて、坂口くんとバーにしけこんで、またもやシャンパンがぶ飲みですよ、奥さん。
おかげで、こっちもシャンパンが飲みたくなって、なーだんさんの留守中に、彼が買い置いていたヤツをこっそり開けちった。そしたら、ロゼで、やけに泡が細かいの。こりゃ〜もしかして高いヤツ? 知ーらねっと。
しかし、すっかり酔っぱらっちって、描いた似顔絵も似てねえ似てねえ。でも、いいやどーでも、こんなクソドラマ。
それはそうと、黒木ディレクターは第1話の冒頭でビルの屋上から落っこちたはずなのに、なんで生きてるのか? と思ったら、なんと幽霊なんですって? おいおい、別に夏だからって幽霊にしなくても。
はっ! 待てよ。
黒木がお亡くなりになってるってことは、このドラマのラストシーンは…
…シャトルで飛び立った坂口くんが宇宙で目にしたものは、お星さまになった黒木ディレクターであった(=坂口くんには星座が黒木に見えている)。そして、彼はつぶやいた。
「私は宇宙に神がいないことを知るのがこわかった。でも、今わかりました。宇宙には神ではなく、あなたがいたのです」
ぞーーーーーっ(←寒くなる音)
このドラマ、もしかして、今夏の電力不足を懸念した電力会社と国家が結託してドラマ界に送り込んだクーラーいらずなドラマだったりして?(あり得ないとも言い切れない)
2003.7.15 僕だけのマドンナ
〜 ペットとマドンナ
夜になると、恭一(タッキー)の部屋に窓から入り込んでくる謎の女スルミ(長谷川京子)。前クールの「きみはペット」のモモ(松本潤)が家に住みついたオス犬だとしたら、こっちは気まぐれにやってくるメス猫って感じですか。
しかし、ペットとマドンナはどう違うのでしょう? とりあえず、2人(2匹?)の言動から、その違いを検証してみることにしました。
まず、エサについて。
ペット 「俺、カレーが食べたいんだけど」
マドンナ「冷蔵庫空っぽってどーゆーこと? 冷や中が食べたかったのにぃ」
…どっちもどっちです。2匹とも家主がエサを用意するのが当たり前と思っている。かなりずうずうしいです。しかも、どっちもB級グルメって感じで、普段たいしたものを食べてないことが想像されます。

続いて、家主に対する呼び方について。
ペット 「スミレちゃん、スミレさん、おーいスミレ!」
マドンナ「恭一かあ。キョンって呼んでいい?」
…どっちも、なれなれしいのは同じだけど。ペットが「おーいスミレ」と言っても何とも思わないのに、「タッキーにキョンだなんて、頭が高い!」と思ってしまうのはなぜでしょう。
さらに、家主に何かをお願いするときの態度について。
ペット 「今日はもうどこにも行かないで。ダメ?」
マドンナ「海が見たい。絶対見たい。花火やりたい。買ってきて!」
…すいません、なんかこのスルミという女に腹がたってきました。なんでタッキーがこの女のパシリをしなきゃならないの! こんな女王気取りのメス猫に感情移入してタッキーと恋をしろだなんて、ムリな話です。
そこで、次はタッキーに感情移入してみることにしました。
つまり、タッキーの部屋に住んでいるのは私だと仮定してみるのです。私の名前は恭一、じゃなくて恭子。ある夜バイトから帰ると、ベッドに巻き毛のかわいいオス犬が寝ていました…うっ! こ、このシチュエーションはヤバいかも?
「あなた誰?」と聞く私にオス犬は言いました。「俺はモモ潤。あんたは?」「恭子です」「ふーん、恭子って言うんだ。キョンって呼んでいい?」…うっ! なんでしょ、この気分は? スルミがタッキーをキョンって呼んだ時はむかついたのに。モモ潤にそう呼ばれたら、なんかまんざらでもない気がするのは、いったいどうして?
さらにモモ潤は、私に言いました「俺、カレーが食べたいんだけど」。はいはい、作りますとも(ちなみに、私のカレーはスパイスを何種類も使う本格派カレー。スミレちゃん(小雪)は料理上手という設定だったけど、『こくまろ』なんか使ってるようじゃまだまだね)。
そして、すっかりカレーの虜になったモモ潤は、毎日留守中にあがりこんでは、冷蔵庫のカレーを食べて、ノートに「おいしかったよ」と書いてお帰りになるのでした。ああ! なぜタッキーがあの不法侵入女を追い出せないのか、わかった気がします。まさに「やば、ちょっと止めらんないかも」状態…って、これじゃ、このクソドラマの思うつぼではないですか!
が、しかし、モモ潤と私の蜜月は長くは続きませんでした。
それは、モモ潤が私の部屋にやってくる理由がわかったからです。なんとモモ潤は、向かいのマンションに住む元カノの姿を見たくてやって来てたのです…って、元カノだあ!? 一万年早いんだよ、このガキが!
私はモモ潤に「元カノののぞき見だなんて。もっと他にやることあるでしょう!(ダンスとか)」と説教をたれて、「二度と来んな、バカペット!」と言って、3階の窓から突き落としました。
ふ〜やれやれ。結局、メス猫もオス犬もどっちもダメダメ。
そして、やっぱりこのドラマはクソドラマ。
…すると翌日、ピンポーンの音で玄関に出てみたら、そこには、腕にケガしてしゃがんでいるオス犬がいて、「もうしないよ。ごめんなさい」…うっ! そんなこと言ってアンタの目当てはどうせカレーでしょ。そんな上目づかいのうるんだお目目で見たってダメよ。ダマされないわよ………きゅーっ(←抱きしめる音)。
つうわけで、今日の結論は、
やっぱり犬が好き by 三谷幸喜
(いいのか、それで!?)。
2003.7.21 きみはペット外伝Q&A Part1
「きみはペット」が終わって1ヶ月。この1ヶ月の間に「きみぺ外伝」にたくさんの感想をいただいて、ありがとうございました。正直こんなに反響があるとは思いませんでした〜。
みなさまからの感想をまとめますと、「モヤモヤしてた気持ちがスッキリした」「モモの手紙に泣けた」「モモが成長したのがよかった」「スミレちゃんも自立への一歩を踏み出せてよかった」「パソコンの文字のむこうにドラマが映っているみたい」「この外伝でスペシャルやってほしい」「不眠が直った」…眠れるようになってよかったですね(笑)。
さて、感想メールもうれしかったのですが。ご意見&ご質問(つまりツッコミ)もたくさんいただいて、自分の書いたストーリーにツッコまれるのは喜びだとわかりました(笑)。メールをくださった方のお許しを得て、「きみぺ外伝Q&A」として一部公開させていただきま〜す。
Q1.クールなモモが蓮實君に涙を見せるかどうかって所だけはちょっぴり疑問ですが…。(同様2通)
ふふふ。クールなモモを泣かせちゃってごめんなさーい。でもね、この蓮實さんとモモの対決のくだりは、ずばり「泣かせる」ことを目的に書きましたの(おい)。
なぜって、私は大人なので、大人がバカにされるのは我慢できないんですぅ。だまされ続けてボンクラ扱いされてきた蓮實さんに、「ガキなんか泣かせるくらいの大人の貫禄見せたれや!」って言いたかったんですね(笑)。

そこで、「モモにとって一番つらいのは何か?」を考えてみたところ、やっぱりスミレが蓮實さんに「好き」って言ったことが一番こたえるんじゃないかと。
だってモモは、「涙の出ないお姫様が自分だけに涙を見せてくれる」というような精神的な面では自分のほうが勝っている、と思っていたはずなんです。
なのに、スミレちゃんは蓮實さんに「好き」だと言っていた。「涙の出ないお姫様」は「好きなんて簡単に言えないお姫様」のはずなのに!
モモは、自分のように誰にでも「好きだよ」と言える人の「好き」と、スミレのように感情表現が下手な人の「好き」は、チワワとボブ・サップくらいの重さの違いがあるってことをわかってるはず。だからこれはすごいショックでしょう。
だけど、いくらショックだからってクールなモモなら涙を見せたりしないんじゃ? って思うかもしれませんが。蓮實さんとモモの対決シーン。ここはひとつ「K−1」を思い浮かべてください(へ?)。
蓮實さんはまずモモに「若い男と暮らしてたなんてショックだ」と軽くジャブを浴びせ、モモが「エッチはしてない」と打ち返してきたら、「じゃあエッチしたらどうなる?」と仮定法のボディーブローで攻め、モモがひるんだところをさらに「スミレが好きなんだろう?」「本当は何かあったんじゃ?」とローキックをたたみかけて、モモをロープ際に追いつめた。そして追いつめられたモモが「情熱的なチューくらいはした」と開き直った時、一瞬ガードが甘くなったのを蓮實は見逃さず、「スミレは僕のことを好きだと言った」などとふい打ちのアッパーカットをお見舞い…。
そう、人間はふいをつかれると超弱いものなのです。いやホント。
それを知っていて、モモが油断した瞬間に、会話の流れを無視して唐突に「君の一番知りたいことを教えてあげるよ。彼女は僕を好きだと言った」とかました蓮實(老かいです)。
モモは、まさかそのタイミングで一番聞きたくないセリフが来るとは思ってなかった。しかもその前に、ボディやローキックでダメージを食らってるから、たった一発でがっくりひざから崩れ落ちちゃう。もうクールができる状態じゃありません。モモはリングに倒れて血を流すかわりに涙を流したんですよ、ははは(って、私はサドか?)。
Q2.スミレちゃんがモモの家に行った時に、清水からモモに電話がかかってきましたが、モモと清水は電話で何の話をしたんですか?
この質問はとってもうれしいですぅ。
なぜって、どんな会話をしたのかというサイドストーリーを考えてあったから(笑)。
その会話を紹介する前に、清水(渡辺いっけい)の状況を説明しますと。モモをかばって事故にあった清水は、入院とリハビリののち職場(モモの実家のバレエスタジオ)に復帰します。その間、スミレのマンションの管理人さん(山下真司)が何度かお見舞いに訪れ、ケガが治ったあとは、清水がモダンダンスのレッスンに週1回脇坂ダンススタジオに通うことになり、そのつど管理人さんのところに寄って旧交をあたためているわけです。
んで、管理人さんに会うたびに、「巌谷さんはお元気ですか?」とスミレのことを聞き出しては、なんとそれをドイツのモモに国際電話で報告している清水(!)。
そんな管理人→清水→モモという巌谷さん情報ホットラインのおかげで、モモはドイツにいながら、「いつスミレちゃんがベランダから布団を落とした」とか「いついつスミレちゃんがマンションの前で犬のウンコを踏んづけた」とか、そんなことをいちいち知っているのです(笑)。
しかも、管理人さんの有能な詮索力のおかげで、「蓮實君はリオに行ったらしい」ってことまで知っている清水とモモ。ただ、「スミレが蓮實にふられた」ことは知らなかったので、「まだお嫁に行ってない」と思っていたんですね。
ということを踏まえた上での、電話の会話の中身ですが…
モモ「もしもし。あ、清水? なんだよ、今いいところなのに」
清水「武志さん、重大な情報です。今日、管理人さんにお聞きしたのですが、巌谷さんがトランクを持って海外にお出かけになったそうなんです!」
モモ「え? いつ?」
清水「2日ほど前だそうで」
モモ「ふーん」
清水「もしかして行き先は、リ、リ、リオなのでは?」
モモ「へ〜、そうなんだ」
清水「あれっ? 武志さん、やけに余裕をかましてますね?」
モモ「だって俺、スミレちゃんの行き先知ってるもん」(←自慢したくてウズウズ)
清水「えっ知ってる?……はっ! まさか?」
モモ「そういうこと」
清水「そ、そうでしたか」
モモ「今からいいところなんだから、じゃますんなよ」(←やる気まんまん)
…ドイツで苦労しても、モモのちょっとエッチでブラックな面は顕在のようで、よかったですね(笑)。
では、次回は「きみぺ外伝Q&A Part2」をお送りしまーす。
2003.7.24 きみはペット外伝Q&A Part2
さて、前回につづいて、「きみぺ外伝Q&A Part2」でございます。
なお、質問の答えは、みなさまにお送りしたものより大幅に加筆修正してあります。
Q3.スミレは、インタビューのかわりにモモの手紙だけですませちゃったんですか?
ははは。そんなわけはありません。
スミレはちゃんとモモにインタビューしたんです。え? いつどこでって? そりゃもちろんベッドの中に決まってるじゃありませんかっ(笑)。
エッ○のあと、あの手紙のことを持ち出して、「モモ、大変だったね」と水を向けてやれば、超リラックス状態のモモはドイツでの苦労話をペラペラしゃべったにちがいありません。まさかそれがインタビューだと思わずに…(笑)。
Q4.モモの手紙に「毎日練習して寝て起きて…」と書いてあったので、いつもダンスの練習のあとはバタンキューなんだなと思ってたのですが。 スミレちゃんが来た日は料理したりエッ○したり、やっぱ好きな人が来ると元気が出るんでしょうか?
そうですね、好きな人が来たら誰でも元気が出ますよね(笑)。
でも実は、モモはこの日、早めに練習を切り上げていたんですよ。
いつもは、他の人に追いつくために居残り練習してるモモなので、それこそ毎日バタンキューなのですが。この日は初めて練習中にほめられたので、自分へのごほうびとして、練習を早く切り上げたんです。で、余った時間でスミレちゃんに手紙を書いたんです。
ほら、手紙っていいことがあった時に書きたくなるものでしょう? ただ、1回ほめられただけなので、そのことは手紙には書きませんでしたけど。
きっとモモはベッドの中でスミレちゃんに、「初めてほめられたから、自分にごほうびあげた」って話をしたんじゃないでしょうか。まあ、モモのことなので、「でも、もっとスゴいごほうびが待ってるとは思わなかった」くらいのことも言ったと思いますが(笑)。
Q5.モモの手紙の「リストラされたおじさんの話」が好きです。(同様多数)
これは、ホントにあった話を元に書いたんですよ。
元ネタは、ミュージカル俳優の山口祐一郎さんの身の上に起こった出来事でして。山口さんのご友人が、山口さんの舞台のあと楽屋にいらっしゃって、「リストラで会社をやめることになって、最後に日に花束と拍手をもらった」「お前は舞台のたびに花束もらえていいなあ」っておっしゃったのだそうです。ご友人の言葉を聞いて山口さんは返す言葉を失った、というお話です。やっぱり本当にあった話は人の心を打ちますよね。
ところで、ちょうどこれを書いている時に、山口さんのファンの方から、「あれは祐ちゃんの話@○○の部屋じゃないですか?」というメールをいただきました。はい、その通りです! 誰も気づいてくれなかったので、つっこんでくれてうれしいです(笑)。
Q6.モモが目が覚めてまたスミレに逃げられているところがかわいそう(笑)。最後ぐらいは「目を覚ましたらモモの隣にすやすや眠るスミレ」の絵も見てみたいとも思いましたが…。
私もです(笑)。
外伝は本編と同じ1時間におさまるように書いたので、ああいうラストになりましたけど。もし、拡大版(1時間10分とか1時間半とか)だったら、最後に主題歌に合わせて今までの映像を流して、さらにそのあとにおまけ映像として「1ヶ月後」のスミレとモモの様子を入れちゃいます。ベッドの中でチューしてる、みたいなラブラブな二人を入れたいと思いまーす。
ちなみに、外伝は1時間におさめるために、もっとたくさんあったシーンをバサバサ削っちゃったんです。もったいないと思いつつ。なので、もし拡大版があるとしたら、削られた「まぼろしのシーン」が復活することでしょう(笑)。
Q7.スミレちゃんは「異動」の前の休暇に取材を兼ねてドイツに来た、と言っていましたが、生活情報部からどこか別な部署に異動になるのですか?
ふふふ。これに気づいてくれたのはあなただけ。
なので、特別にお教えしましょう。実は、この「異動」の2文字は、なーはるが外伝にこっそり仕込んだ爆弾なんです。
外伝のラストは、スミレとモモが「遠距離恋愛」をスタートさせたところで終わってましたが。そして、たぶん一ヶ月に一回くらいスミレが休暇をとってモモに会いに行くんだろうな、という感じを匂わせてましたけど。それじゃあモノ足りない、もっと会えないの? という方のために仕込んだステキな爆弾なんですよ。
その爆弾の中身とは…
スミレは、リオに転勤になった蓮實さんと入れ替わりに、外報部に異動になるのです。スミレに殴られたのを根に持って生活情報部へ追いやった外報部長は、セクハラ不祥事で左遷されており、今は新しい部長が就任しています。
んで、スミレは数ヶ月間外報部で働いたあと、ヨーロッパへ転勤になる予定。行き先はたぶんロンドン支局です。日本からフランクフルトへ行くよりずっと近いので、うまくいけば毎週末モモに会えることになるでしょう。
その場合、スミレがフランクフルトに行く、モモがロンドンに来る、の他に、「真ん中のパリで会う」というプランも浮上。しかも「パリのカフェーで落ち合う」などという月9も真っ青なプランを考えてくれたのは、なんと、「アンチきみぺ」だったはずのたーさんです。たーさんは意外と隠れミーハーなんですね(笑)。
では、また夏ドラマ日記の合間に「きみぺ」関連の日記をのせますので、お楽しみに〜。
2003.7.29 Dr.コトー診療所
〜 もしも手術が…
日本の最果ての孤島にやってきたDr.コトー(吉岡秀隆)。
なーはるは「北の国から」を一度も見てないので、しゃべる吉岡秀隆を見るのは初めてなんだけど。この人って、いつもこんな話し方なんですか? 「ボクを信じてください」というセリフが、「ボグを信じてくらさい」に聞こえるんですけど。
だけど、いくら「ボグを信じてくらさい」を連発しても、島の人たちに全然信用してもらえないDr.コトー。なんだか可哀想。と言いたいところだが、Dr.コトーってどう見ても信用できないような頼りなさ。つうか、やけに弱っちいキャラなんですけど、吉岡秀隆っていつもこんな感じなんですか?

しかし、実はDr.コトーは、同じ頼りないキャラでも実力もともなっていなかった妻夫木聡@ブラックジャックによろしく、とは違ってた。
なんと揺れる漁船の上で、盲腸の男の子を手術しちゃったDr.コトー。うっかり手元が狂ったら大惨事。しかも夜の海の上でだよ。やるじゃん、Dr.コトー。
さらに次の週は、腹部大動脈瘤のおばあさんの命を救うため、こんな孤島ではあり得ない(らしい)大手術を決行。すごいじゃん、Dr.コトー。
…そして、手術を終えて出てきたDr.コトー。だけど、固唾を飲んで見守る人々に何も言わないDr.コトー。おばあさんの息子がドキドキしながら「あの、おふくろは…?」と尋ねると、ようやくDr.コトーは言った「手術は…成功しました」。
…って、おい。
何ですか? その手術室を出てから「成功しました」って言うまでの妙〜な間は? 成功したならしたってさっさと言えよっ! つうか、島民のみなさんも「わーっ!」とか歓声あげてないで、「先生もったいぶらないでくださいよ、一昔前のドラマじゃあるまいし」くらいツッコめっての。
と憤慨していると、たーさんが電話をかけてきた。
「ねえ、もしもあの場面で、『手術は…失敗しました』って言ったらどうなるんだろ?」
Σ( ̄▽ ̄;)
さ、さすがはたーさん、斬新な発想だ。それはものすごく新しい展開っていうか、今までに見たことないドラマっていうか…。
しかし、次の瞬間、私の口をついて出た言葉は、
「う〜ん、失敗したら、別の島へ行けばいいんじゃない?」
すると、今度は電話の向こうでたーさんがびっくりして、
「そっか〜! そうだよね。でもその島でもまた手術を失敗したら?」
「そしたら、また別の島へ行けばいいんじゃない?」
「そ、そっか〜! って、んなことやってるうちに」
「全国の離島でお尋ね者になったりして〜」
「そしたら、最後は無人島に行くしかないね、ははは」
「そうだね、あはは」
でも、無人島では人を死なせる心配はないけれど、自分も生きていけないぞ。
どうする? Dr.ムジントー(←名前も変えてみた)。
…ああ、ドラマに素直に感動できなくてごみんなさい。