Drama&Movie
   
 

 


2004.8.8 東京湾景 〜 O多Pの野望

 それは、まだこのドラマが始まる前の事。

 フジテレビのプロデューサーO多Pは、局のADたちを使って、あるレポートを作成させていた。そのレポートは、最近の韓流(韓国ドラマのブーム)に目を付けたO多Pが、ADたちに「冬のソナタ」などの韓ドラを片っぱしから視聴させ、その特徴をキーワード化させたレポートで、KKR(韓ドラ・キーワード・レポート)と呼ばれていた。

 そして、ついに完成したKKR。

 フジテレビのドラマ部門のてっぺんに君臨するO多Pは、同じくフジテレビのてっぺんにあるの中のレストランの隅っこで、おもむろにKKRの表紙をめくった。するとそこには、

クサ〜いセリフ
 ダサ〜いアクセサリー
 しつこい幼なじみ
 不自然に唐突に倒れる材木
 死んだと思ったら生きていた・・・」


 というようなキーワードがびっしり並んでいた。それらを見て、(よし、そんなドラマを作ってやろうじゃんか)と鼻の穴をふくらませるO多P。

 さらに、レポートの2ページ目を見ると、そこには大きな字でひとこと、

ヨン様LOVE

 (何だこりゃ? ヨン様を出せってことか? それはちと予算がなあ。そうだ、ヨン様のそっくりさんで間に合わせるか)などと、しょーもないことはいくらでも思いつくO多P。

 そして、3ページ目をめくるとそこには、さらにデカい字で、

ツッコミ命

 ・・・このキーワードを見て大きくうなずいたO多Pは、すぐさまドラマの制作に着手することにした。最近は、このようにプロデューサー主導でドラマを作るのが主流なのだ。


 そしてスタートした「東京湾景」。オンエア前から寄せられた、

「何ですか、あのメガネの中村俊介は? ヨン様のばったもん?

 というコメントに、(ふふふ、思った通りの反応だ)とほくそえむO多P。


 そしてオンエア後に寄せられた、 

「あんな所でお約束のように材木が倒れてくるなんてありえなーい!」
「まさか死んだと思ったら生きていたりして?」
「あのダサいアクセサリーをフジが売り出すって本気ですか?」
「空港に持ち込んだあの垂れ幕の文字って、自称こだわりのラーメン屋とか讃岐うどん屋でよく見かけませんか?」

 みたいなコメントの数々に、(ふふふ、ひっかかったな!)とニヤつくO多P。


 さらに、 仲間由紀恵の相手役の和田某(名前覚えられず)に対する、

「ショボすぎ」
「てっきり脱いだらスゴイのか?と思ったのに、生っちろい体でがっかり」
「まさかお尻まで見せるなんて! ぜんぜん見たくないよ〜」
「なんか顔が半魚人みたい」(by 一時帰国中のTさん)

 というようなコメントの数々にも、(ふふふ、これでいいのさ。だって、このドラマは「ツッコミ命」なんだもん)とうれしくてたまらないO多P。これで高視聴率まちがいなし! KKRばんざい! 


 ・・・ところが予想に反して、「東京湾景」の視聴率はこんな感じで推移した。

 17.7% → 14.3% → 13.5% → 13.3% → 12.3%

 下がる一方やんけ・・・。

 フジテレビのてっぺんのの中で、納得いかない顔で視聴率表を見つめるO多P。するとそこへ、ADたちが手に1枚の紙切れを持ってかけこんできた。

「O多さん、大変です。KKRの4ページ目が廊下に落ちてました!」
「え? 4ページ目!?」

 O多PがADから紙切れをひったくると、そこには超デカい字で、

イケメン

 と書かれており、「主演男優はツッコミ無用の美形のこと」という注意書きが添えられて、例として、ウォン・ビンとチャン・ドンゴンの写真がのっていた。

「・・・このウォン・ビンって?」
「はい、韓国のキムタクと言われる美青年です」
(いやこれは、キムタクなんかよりずっと若くてお肌もキレ・・・)

「このチャン・ドンゴンってのは・・・?」
「はい、韓国のトム・クルーズと言われるナイスガイです」
(いや待て、トム・クルーズなんかよりずっと背が高くて足が長・・・)

 O多Pは、和田某の半魚人のようなルックスと生っちろい裸とお尻を思い出して、めまいにおそわれながら、

「・・・・・・で、なぜこんな大事な4ページ目が廊下に落ちてたんだい?」
「あ〜、なんかホッチキスが甘かったみたいで〜」


 その瞬間、O多Pは、いま自分がいるフジテレビのがてっぺんからずり落ちて、そのまま転がってお台場の海にドボンと沈むような錯覚を覚えたのだった・・・。

(この日記はフィクションです)




2004.8.25 嵐コンサート in 横浜アリーナ Part1

 その日は、テレビライフの連載の締め切りの日だった。

 年に1度のコンサートが締め切りにあたるなんて、マーフィの法則もいいとこ。そこで気分転換に、近所の美容院にシャンプー&ブローに行ったなーはる(え?締め切りは?)。

 すると、担当美容師さんに「どちらへお出かけ?」と聞かれたが。彼は松本潤今井翼山下智久を足して3で割ったような超美青年(これホント)なので、「嵐のコンサートに行くところ」だなんて口が裂けても言えないわんと思いつつ、「新横浜」と答えたら、

「あっ、わかった。 嵐のコンサートでしょ!

 Σ(゜▽゜;) うそっ! 何でバレた!? 

「いや実は、昨日カットに来た高校生が、大野くんのファンでね」

 は? こ・う・こ・う・せ・い?

「で、その子がね、黄色いTシャツを着てたんだけど、それが、24時間テレビのTシャツでね。今年のヤツは大野くんがデザインしたから買ったんだって。でもコンサートのチケットは買えなかったから、今日、グッズだけ買いに横浜アリーナへ行くって言ってたんですよ。よくやりますよね〜。で、○○さん(←なーはるの本名)は誰のファン?

 てなわけで、すっかり脱力して家に戻ったなーはる。すると、編集さんからメールが来ていたが、もう出なきゃ間に合わないってんで、出かけようとしたら、そこへにゃんきち(うちの猫)が帰ってきて。こいつったら、最近出歩きグセがついて、うちに寄りつかなくなってたくせに。こういうときに限って帰ってくるなんて、マーフィの法則か? いやがらせか?

 そこで、奥の手のまたたびを与えて、なめてるスキに、いざッ、NOW!(←今回のツアータイトル)てな感じで、横浜アリーナに着いたら、開演5分前だってのにすごい行列で、「うそー、入れないじゃん!」とあせったら、そこはグッズ売場だった。ああ、びっくりした。

 思わず黄色Tの高校生を探そうと思ったけど、「もうじき開演でーす!」のアナウンスに、あわてて入り口に突進。したら、荷物チェックのお兄さんに呼び止められた。ので、もう今どきカメラなんて持ち込まないわよ、よく見てよ〜、とバッグをあけると、そこには、

 Σ( ̄▽ ̄;) またたび(の粉入りボトル)・・・!!

 ボトルにでかでかと書かれた「またたび」の文字に固まる、荷物チェックのお兄さんとなーはる。横アリに何万人入るか知らないが、「またたびの持ち込み」をしたのは、たぶん、なーはるだけであろう。



 というわけで、ようやく席に着いたら、チケットを譲ってくれた読者のAさん@あでやかな美人がウチワを買って待っていてくださった。ありがたや。って、またウチワ買ったのかい! だって、ウチワがないと手持ちぶさたなんですもん。

 すると、明かりが消えて嵐が登場〜。1年ぶりにナマで見た嵐はやっぱ可愛い〜! おかげで、寿命が30年伸びたわーー!(そんなに伸びてどうする気?)と、一気にボルテージを回復したなーはる。だけど、いきなり気になるモノに出くわした。

 それは花道」。

 嵐のコンサートでは、客席(アリーナ)の中に、メインステージから後方のステージまで移動する花道がもうけられているのですが。その中のひとつ、なーはるの前方に見える花道は、そこを嵐のみなさんが走ると、なぜかへっぴり腰になるのですよ。 

 なぜその花道ではへっぴり腰になってしまうのか? そのワケは、その花道が何かふわふわしたマットのようなもので出来てるからなのだった。なんじゃありゃ〜? なにしろふわふわだから、走るたびにずぶっずぶっと沈む。ので、嵐たちは立ち止まらないように、ほいっほいっほいっ、みたいなへっぴり腰走りをよぎなくされてるのです。

 そんな嵐の姿を見て、なーはるは思い出しましたよ、とある古い番組を。みなさん、風雲たけし城の竜神池を覚えてますか? 池の中の石をほいっほいっほいっと渡って向こう側に行くというアレ。ほとんどの石は乗ると沈んじゃうヤツで、あわてて次の石に飛び移ろうとするけど、ずるっとこけてドボン!というアレですよ。

 なーはるは、いつ嵐たちが客席にドボンするかとハラハラ。しかし、そんな心配をよそに、ほいほい走っていく嵐たち。でも、なぜか花道の最後の部分だけはぴょーんと飛び越えて踏まないようにしている嵐たち。なぜ?と思ってよく見たら、なんとその部分は、

 Σ(゜▽゜;) スタッフが下から手で支えてるよ!?

 マジっすか! この花道はいったい何のため!? 

 
 と、驚愕していると、そこへ、本日のスペシャルゲストが登場。それはなんと「NEWS」だった! その瞬間、客席から怒濤のような嬌声が、

きゃあ〜、山ピぃーーー!!

 って、ちょっと待った〜〜! 君たちは嵐のファンじゃないのかっ。なんてこと。やばいぞ、嵐。ファンの方々がこんな調子じゃ、すぐにとって代わられちゃうかも。と心配しながらステージを見ると、あら? NEWSのメンバー、4人しか来てないじゃん。

 ちょいと、手越くんはどこよ!? (ってアンタいつの間に!)

 すると、なぜか嵐たちも「NEWSの中で誰の電話番号を知ってるか?」という自慢話を始めるのだった。相葉ちゃんは「増田くんの知ってる」、松潤は「オレは山ピーの知ってる」。

 そして、大野くんは、

オレは手越くん・・・・・・・・・とご飯食べたいな

 Σ(゜▽゜;) な、なんと!?

 この間の取り方、ボケぐあい・・・すばらしいじゃないか、大野くん!

 しかも、「おごってあげなきゃダメだよ」と言われて、「家で食べたいな〜。手越くんの家で」と言い出したり、摩訶不思議なおとぼけトークが炸裂。もしかして、大野くんってすごい人? 24時間テレビの黄色Tの高校生に、このトークを聞かせてあげたかったワ〜。

 ってことで、長くなったので、続きはまた次回ね(え?)。



   
 

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