2005.6.22 anego 〜 「anego」は韓ドラ
みなさま、ご無沙汰しておりますた。久しぶりにBBSを見たら、私が消息不明なのを心配してくださったようで恐縮です〜。いや〜もう忙しくて。でも、ドラマは見ておりますよ。え、何のドラマって? 決まってるじゃないですか、「anego」ですよ「anego」!
ホントにこのドラマはツッコミどころ満載で。ドラマを転がすために篠原涼子が無理矢理キャラを変貌させられてるのも可哀想だし〜、会社の人たちはちっとも仕事してないし〜、特にアッキーこと黒沢くん(赤西仁)は新入社員のくせに一番さぼってて、給湯室でコーヒーばっか入れてないで仕事しろよーーー!!!・・・・・・・・・アッキーの入れたコーヒーになって飲まれたい(≧▽≦)*:・☆:*:.。
すいません、実はかなり夢中で見てましたっ(恥)。
いや、最初に赤西くんを見たときね、「ごくせん」の2人のうちの・・・どっちだっけ? みたいな感じで。でも、この薄さが新入社員にぴったりなのかな〜、もし赤西くんの席に松潤が座ってたら暑苦しいだろうしな〜、という程度だったんですが。
いったい何がよかったんでしょうね? 意外と英語の発音がキレイだったとか、ラグビーでヤカンの水をかけられて勢いよく前髪をかきあげて飛び起きたそのおでこがキレイだったとか、「歯磨きのフタ開けっ放し!」と怒られて「以後、気をつけます」と言ったときの裸がキレイだったとか、よくわかんないんですけど。
ひとつ言えるのは、アッキーが意外と残酷なヤツだった、ってのがポイントだったのかも。 アネゴにプロポーズされて「考える時間をください・・・5年くらい」って、「33歳の女に5年後かよ!」とブチキレつつ、その憎らしさがなんてゆーか「憎さあまって可愛さ100万倍(≧▽≦)*:・☆:*:.。」って感じ?
で、気づいたんですよ。「anego」は韓ドラじゃないかって。はまってない人にはどうしようもないドラマなんだけど、いったんはまっちゃったら、ツッコミつつも目がハート・・・すなわち「ツッコミ萌え〜」みたいな。
「冬のソナタ」でもありましたよね。ユジン(チェ・ジウ)のところに駆けつけたミニョンさん(ペ・ヨンジュン)のマフラーがきっちり巻かれていて、「なんでマフラーきっちり巻いとるのや! あんたはスタイリストでもついとんのか、コラ!」とツッコミつつも「来てくれたのね、ミニョンさん・・・」みたく萌え〜という状態。
それから、死んだはずのチュンサン(ペ・ヨンジュン)をユジンが見つけるシーンで、上を向いてうれしそうに初雪を眺めているヨン様を見て、うちのダンナが言ったひとこと「こういうやつが犬のうんこ踏むんだよな」に笑いころげつつも、「生きてたのね、チュンサン・・・(うるうる)」。とまあこういう「爆笑胸キュン」も韓ドラの特徴ですよね。
というわけで、今夜の最終回を韓ドラ流「爆笑胸キュン」にのっとって予想すると・・・
アッキーを追いかけてモンゴルにやってきたアネゴ。モンゴルの大平原にぽつんと立って「とんでもないところに来ちゃったよ」。すると、平原の向こうから白馬に乗ってやってきたアッキー。「奈央子さん、俺、今から行くとこあるんすけど」。そしてモンゴル相撲に連れて行かれたアネゴは、ヤカンを持ってアッキーを応援するのだった(←相撲なのになぜヤカン?)。
・・・みたいなの理想ですが、いくらなんでもモンゴルロケは無理っぽいだろうから、成田空港あたりでアッキーに追いつくアネゴってことで手を打ちましょう。そのかわり、朝青龍をゲストに呼んで、らしさを出してくださいね。って、ま、どうでもいいんですけど、実はわたくし、今夜は三上博史の舞台を見に行くので、最終回はリアルタイムで見られないんです〜。ってことで、あとはよろしく〜。
※ 先日お知らせした 「TV LIFE」のホームページのアドレスが間違ってました。正しいアドレスは、こちら→「なーはるのすっぱレビュー」です。
2005.6.23 タイガー&ドラゴン 〜 ヤクザとお嬢さま
ちまたで絶賛されている「タイガー&ドラゴン」。だけど、私はハマれないでいる。それは、このドラマには、人間らしい女、女が感情移入できる女が1人もいないからだ。おかげで、せっかく長瀬智也くんがすごくかっこいいのに、恋に落ちれない。そこにいい男がいるのに、食べられない。まさに「絵に描いた餅」なのである。
なのに先日、このドラマの人間でない女の代表=伊東美咲に、クドカンはこんなセリフを言わせた。「だって(私)人間だもの」。かーーっ、ぺっ! 私しゃこのセリフを聞いたときに、とても腹が立ちました。人間の女がいない=感情移入できない=いい男が食べられない=悲しい、と思っている女がここにいるのに、このセリフ。これって、絵に描いた餅の横に、墨で黒々と「本物です」「食べられます」などと書いたのと同じじゃないか。私をバカにしとんのか!?
たぶん、クドカンは女性視聴者のことを全く考えていないか、考えたけどよくわからなかったんだろう。これじゃ視聴率が悪いはずだって(あ、言っちゃった)。

なんて言うと、「私は女だけど楽しく見てますよ」と言う人がいると思うけど。そんなあなたはいい人だ。「長瀬君の寄席を見に行った気分になれて楽しい」「孤児の長瀬君に家族ができてよかった」・・・それだけで満足だなんて。そこにいい男がいるのに、あんなことやこんなことをしてみたい、と思わないんですか?
なんて言うと、「落語のドラマなんだから恋愛はいらないんです!」なんて言う人がいそうだけど。だったら、岡田准一くんと伊東美咲の混浴露天風呂ちゅーシーンは何なんでしょうね? もし私が恋愛ドラマを書いたとしても、あんなこっ恥ずかしいシーンは絶対に入れませんよ。思い出すだけでめまいがしそうです。
なんて言うと、「えー、でもあのシーン、私はドキドキしましたよ」なんて言う人がいるかもしれないが。それは、露天風呂でちゅーしてる男女をのぞき見してドキッとしただけでしょう? そんなあなたは、単なる通りすがり、第三者、エキストラなのだ。さみしいねえ。
・・・え? なに? 「私は伊東美咲と同じくらい美人でスタイルもいいから、彼女に感情移入して岡田くんとラブラブを味わえました」ですって? そんなあなたは、国際弁護士の湯浅と同じ病だと思うので、早く病院へ行ったほうがいいでしょう。
というわけで、このドラマを(本当の意味で)女性も楽しめるドラマにするべく、なーはるが僭越ながら添削させていただきました。長くなりますが、最後までアタシの話を聞け! ってことで。
「タイガー&ドラゴン外伝 〜 ヤクザとお嬢さま」
「孤児でヤクザの虎児(長瀬智也)は、話し下手で、面白いと言われたことのない男。そんな彼には、秘かに思いを寄せる女性がいた。それは、組長の息子、銀次郎(塚本高史)の姉。いったん結婚したが出戻ってきた年上の彼女の名前は葉子。虎児は、葉子の前に出るとさらに話し下手がひどくなり、いつも『お嬢さん・・・』と呼んだきり絶句してしまう。なんとかして、葉子とまともに話が出来るようになりたいと願う虎児は、ある日、ひょんなことから落語を聞いて、『これだ! 落語家になってお嬢さんにウケる男になりたい!』と入門を決意する・・・」
★なーはる先生のお言葉その1
このドラマは、落語家になりたい動機が弱すぎでした。男が何かになりたい、という根底には「女にもてたい」という動機があるものなのです(決めつけ)。また、葉子を「年上で出戻り」にしたのは、女から見て、ハンデのある女性を好きになる男性はポイントが高いからです(これはホント)。さらに、長瀬くんが葉子を呼ぶときの「お嬢さん・・・」、これもポイントです。女はこういう呼ばれ方に弱いのです。ただし、この「お嬢さん・・・」は、みのもんたがご婦人たちを呼ぶときのそれでは決してありません。
「めでたく落語家に入門して、古典と現代を融合させた創作落語で頭角を表した虎児。次第に客も増え、銀次郎なども顔を出すようになったが、肝心の葉子は来ない。虎児は銀次郎をつかまえて『おおお嬢さんを、よよ寄席にさささ誘ったりしねえのかよ?』『えー、アニキは姉貴のこと好きなんすかあ? ありゃやめといたほうがいいっすよ』『なんで?』『だって、俺、姉貴に殴られて育ったんだもん』『えっ・・・ちくしょー、俺も殴られてえ』『まじすか!?』」
★なーはる先生のお言葉その2
女が感情移入できる女というのは、欠点のある女です。単なるお嬢様には感情移入しにくいのです。というわけで、葉子は弟を殴っていた、ってのはポイントが高いのです(ホントかよ)。また、なぜ銀次郎がリサ(蒼井優)にボコボコに殴られても「こいつぅ〜」と笑ってられるのかも、姉に殴られて育ったから、ってことで説明がつくのです。
「そんなある日、葉子にお見合いの話が持ち上がる。相手は、他の組の組長の息子。お見合いの席に葉子を車で送っていく虎児。振り袖姿の彼女をせつない目で見送る虎児。傷心を押し隠して、寄席で『タイガー、タイガー』とやる虎児。ふと客席を見ると、お見合いしてるはずの葉子がいて、虎児は『じれったい・・・』で絶句して赤面して下を向いてしまう。そんな虎児にヤジをとばす蕎麦屋のオヤジ。虎児はやがて顔を上げて、晴れやかな顔で語り出すのだった・・・」
★なーはる先生のお言葉その3
勘のいい方は気づいたかもしれないですが、葉子というのは「あしたのジョー」という漫画に出てきたお嬢様の名前です。ドヤ街出身の孤児でチンピラのボクサー、矢吹ジョー、が所属するジムの会長のお嬢様、白木葉子。私は昔、この漫画を夢中で読みました。葉子とジョーの恋のおかげで、男臭いボクシングに興味がない私も夢中になれたのです。
どんな種類のドラマでも、ちらっと恋愛の要素が入ってるだけで、続きが見たくなるもの。なにも、ちゅーやえっちを入れろと言うんじゃありません。いかに、ソレを入れずに視聴者をせつなくさせるかがポイントです。混浴風呂でちゅーなんて言語道断なのです。
そして、恋愛の中で一番ぐっとくるのは、この「あしたのジョー」に代表されるような「身分違いの恋」。片やチンピラ、片やお嬢様。長瀬君の役が「ヤクザで孤児」と聞いたとき、こりゃ〜矢吹ジョーと同じだ、おいしいなあと思ったのに、「タイガー&ドラゴン」にはお嬢様は出てこなかった。せっかく、ヤクザで孤児なのに! これって、私に言わせれば「目の前に無人のゴールがあるのに枠をはずすフォワード」みたいなもんです。だから視聴率が低いんですよ(あ、また言っちゃった・・・)。